毎月の買い付け金額の合計は、295,079円、購入銘柄の現在の評価額は 329,687円で、含み益は 34,608円。ISS&P500米国株 (1655) の分配金が 91円で、年初来の利益は合計 34,699円になりました。現在の保有資産は、次のとおりです。
年初を 100 としたときの各資産の株価の推移は、次のとおりです。
1~3月に大きく下がったロケット・ラボも、4~6月は大きく上昇しました。他の3銘柄は、年初からしっかりと上昇しました。各銘柄の値動き(前日比)の平均とばらつき(標準偏差)は次のとおりです。
平均はリターン、ばらつきはリスクと考えることができます。リスクとリターンのバランスを考えると、ISS&P500米国株 (1655) が最も安全かつ大きな利益が期待できる銘柄であることがわかります。ロケット・ラボの5~6月のリターンは素晴らしく、リスクは大きいですがリターンも大きい典型的なハイリスク・ハイリターンとなっています。
米国では昨年7月以来、5.50~5.75% という高金利が延々と続いています。インフレを抑え込むために高金利政策を続けているのですが、米国の景気が予想以上に強く、インフレがなかなか収まらないため、今も利下げを行えずにいます。
米国の景気は、皆に等しく訪れているのでなく、業種、地域、企業規模などによって良し悪しが異なります。AI ブームに沸く半導体業界や、金利の影響をあまり受けない超巨大企業の利益は増加し続けていますが、製造業や規模の小さい企業の利益は圧迫されています。
そのため、高金利が長く続くと、社会の最も弱い部分から景気後退に陥る危険性があります。前回の四半期報告でも書いたように、4~6月に波乱があるかもしれないと考えていましたが、結果的には、その予想は当たりませんでした。4~6月も株価は上がり続けました。
現在、相場を牽引しているのは、マイクロソフト、アップル、エヌビディアの 3社です。この 3社は、時価総額で世界のトップ 3 です。各社とも、時価総額 3兆ドル(約 470兆円)を超える巨大企業です。2024年度の日本の国家予算の一般会計の総額は112兆717億円です。その 4倍位上の時価総額です。すごい規模です。
上記の 3社が世界中の投資資金を吸い寄せているため、その他の銘柄の株価は上がりづらくなっています。これらの 3社は S&P に含まれています。このブログでは、ISS&P500米国株 (1655) を買っているので、これら 3社の株価上昇の恩恵を受けいています。
米国の物価上昇は徐々に減速しています。FRB は利下げのタイミングを図っています。市場は 9月利下げ開始を折り込みつつあります。うまくいけば、景気後退なきインフレ克服が実現するかもしれません。しかし、景気腰折れのリスクが消えたわけではありません。最悪の事態に備えつつ、利益もしっかりと確保していきたいです。
次回の買い付けは週明けの 7月1日に行います。配分比がバランス良くなるように、購入数量は次の予定です。
7月1日には、25,000 円の定期積み立ても行います。夏相場は厳しいことが多いです。下がってもくじけず、上がっても慢心せず、常に冷静に投資を続けていきましょう。
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