買収によって現金が流出することが不安視され、昨夜の JOBY は ▼4.43% の下落となりました。
一方、JOBY の競合企業である Archer Aviation は 10日、Boeing から Wisk Aero、SkyGrid、Insitu の3社を買収すると発表しました。買収は Boeing が Archer 株を取得する方式 (株式交換) によって行われます。現金の支出が伴わないので、市場はこの買収を前向きにとらえ、同社株は 10日 +12.0%、11日 +8.47% と 2日連続で爆騰しました。JOBY の買収とは、市場の反応が真逆です。
ただし、これの買収で見えるのは、Archer の大規模なリストラです。Archer にとっては、本体の研究開発費に加えて Wisk Aero の研究開発費まで背負い込むことは許されません。おそらく、Wisk の研究開発チームは解散に追い込まれることになるでしょう。
一方、JOBY の買収の場合、Resonant との重複する間接部門はリストラの対象になるかもしれませんが、組織の大部分は今後も活用され、本体との相乗効果を発揮していくものとみられます。
長い目で見れば、JOBY の買収の方が効果が大きいと思います。Archer は、今回の買収によって何を手に入れたのか。Wisk の自動操縦だけではワリに合わないように思います。













