きっかけは米国の対中半導体規制強化観測の高まりです。11日の米CPI発表以来、半導体関連株がガタガタしているところに、バイデン政権の対中半導体規制強化の動きや、トランプの台湾に対する防衛予算増額発言が報じられ、これらを口実に、年初来のハイテク株高で、そろそろ売りどきかと思っている人たちの間で利益確定の動きが広がりました。米国株を牽引してきたエヌビディアが ▼6.62% と大きく売り込まれたほか、アップル ▼2.53%、アマゾン ▼2.64%、テスラ ▼3.14%、マイクロソフト ▼1.33%、グーグル ▼1.55%、メタ ▼5.68% と全面安の商状となりました。ロケット・ラボも ▼3.20% と下落しました。
この流れを引き継いで今日の日本市場も、日経平均株価が ▼2.36%、TOPIX が ▼1.60% と下落。手持ちの ETF も、インデックスFTOPIX (1308) が ▼1.50%、ISS&P500米国株 (1655) が ▼2.08%、NFインド株 (1678) が ▼1.76% と下がりました。
保有資産は一日で大きく減少し、含み益は 37,618円に減ってしまいました。
日本株、米国株、インド株、ロケット・ラボ、そのすべてが下がったうえに、ドル円が 156 円台と円高に振れたので、この結果は仕方ありません。
今回の株価の下落は、半導体関連が震源地です。半導体関連は今後しばらくは厳しいかもしれませんが、それ以外の銘柄に関しては、あくまでも利益確定の短期的な動きです。米国が景気後退に陥ったわけではありません。今週いっぱい余波が続くかもしれませんが、来週には収まるように思います。特に、インド株やロケット・ラボの回復は早いと思います。
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