2024年5月4日土曜日

利益が過去最高を更新

日本が GW で休んでいるときも米国は動いています。

4月30日~5月1日に FOMC が開催され、政策金利の目標誘導レンジを 5.25~5.50% に据え置くことが決定されました。市場は、利上げが示唆されるのではないかと身構えていましたが、思ったほどタカ派ではなかったため、株価は上昇しました。

5月3日には米国の4月の雇用統計が発表されました。非農業部門雇用者数は 17.5万人増で、市場予想の 24万人増を下回りました。平均時給は前年同月比3.9%増で 21年6月以来の小幅増となりました。
労働者の逼迫状況が緩んだこと、およびインフレの原因となる平均時給の伸びが抑えられたことで、利下げ開始時期が大きく遅れないのではないかという思惑が広がり、株価は大きく上昇しました。

ロケット・ラボは 4月16日に3.47ドルの上場来最安値を記録しましたが、その後は持ち直し、5月3日の終値は 4.00ドルまで回復しました。5月6日(日本時間5月7日早朝)に予定されている決算発表で好材料が出てくれば、さらなる上昇が期待できます。

一方、日銀の為替介入によって大きく円高に振れていますが、日米金利差が開いたままなので、円高は長続きしないとみられています。円安になれば、外国資産の円評価額が増えるので、投資の観点からは円安歓迎です。

現在の保有資産は次のようになりました。


今週の利益は 1,237円のプラスでした。その結果、利益(含み益+配当)は 6,129円に増え、過去最高を更新しました。


4月1日から19日にかけての調整局面から脱した米国市場は、落ち着きを取り戻しつつあります。米国の利下げ開始は、今後発表される経済データ次第です。差し当たって、5月15日に発表される米消費者物価指数(CPI)が次の注目点です。

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