昨夜のロケット・ラボ(RKLB)は、前日終値比 +3.90% 上昇し、4.26ドルで引けました。4月16日の取引時間中に記録した上場来最安値の 3.47ドルに比べると +22.8% の上昇で、株価は順調に回復しています。今後、米国で利下げ観測が強まれば、さらに上昇するはずです。このブログでは、同社株を 3ドル台でしっかりと買っているので、今後は利益の増加に貢献してくれるのではないかと思います。
昨夜の S&P は +0.51%の上昇でした。米国株は史上最高値に迫っています。米国で失業保険の申請件数が予想以上に増加し、これによって「景気減速 → 利下げ」の思惑が膨らみ、米国株の上昇につながりました。しかし、この思惑で株価が上昇するのは不自然です。利下げをしなければならないほど景気が減速したら、普通、株価は下落するはずです。
今日の日本株は、強い米国株の流れを受けて高く始まりましたが、利益確定売りに押されて勢いを失い、TOPIX は +0.54% の上昇にとどまりました。TOPIX も史上最高値に迫っています。
インド株は、今年に入ってから上値が重く、荒い上下動を繰り返しています。外国人投資家の売りが継続しているようです。
TOPIX、S&P、インド株、RKLB で構成されるこのブログのポートフォリオは、現在、次のようになっています。
含み損だった RKLB が含み益に転換しました。保有資産全体の含み益は 1 万円に迫っています。ここまでは、順調な推移です。「ISS&P500米国株 (1655)」の含み益が 7.3% で、これまでの順調な推移は S&P に負うところが大きいです。
無敵に思える S&P ですが、永久に崩れないということはありません。米国の失業保険申請件数が増加していたり、米国企業の景況感が悪くなっていたりと、米国の景気減速を示唆するデータが徐々に増えてきています。多くの投資家が、米国の景気後退を意識し始めると、S&P が大きく調整する可能性もあります。
もっとも、このブログの現金比率は 79.3% で、米国株が大崩れすれば米国株を安く買う大チャンスになります。大崩れするか、しないかはわからないので、どちらかに大きく賭けるようなことはしません。どちらになっても良いように、守りを固めておきます。


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