- インデックスFTOPIX (1308) -- 日本の TOPIX に連動
- ISS&P500米国株 (1655) -- 米国の S&P に連動、為替ヘッジなし
- NFインド株 (1678) -- インドの Nifty に連動、為替ヘッジなし
TOPIX は「東証株価指数」のことで、主に東証プレミアム市場に上場している企業の時価総額を合計して指数化したものです。この指数よりも株価の上昇速度の早い銘柄はいくつもあります。それらの銘柄を購入すれば、TOPIX を上回る成績を上げることができます。
しかし、どの銘柄が TOPIX よりも上がるかを予測するのは極めて困難です。プロの投資ファンドでは、大勢の専門家が TOPIX などの指数を上回る成績を収めようと日夜懸命に努力していますが、彼らですら簡単に上回ることはできません。
相場の値動きに関する理論の 1 つに「ランダム・ウォーク理論」というのがあります。この理論では、株価の予測は不可能とされます。仮に、猿に目隠しをして新聞の株式欄に向けてダーツ投げをさせ、当った銘柄で構成したポートフォリオと、ベテランの投資家が選択した銘柄で構成したポートフォリオの運用成績を比較すると、勝つ確率はどちらも変わらないというのが、この理論の結論です。
専門家が選択しても勝つ確率が同じなら、一般投資家が銘柄を選択する行為に何の意味もありません。ならば、全銘柄の平均の成績を収めればいいんじゃないと考え、それを実現する ETF を買うのが合理的ということになります。
各種の指数に連動する ETF で資産を運用する投資方法を「パッシブ投資」、または「インデックス投資」といいます。「インデックス」とは「指数」のことです。ETF は特定の指数に連動するように設計されています。
しかし、投資の神様と言われるウォーレン・バフェットのように、投資の世界には長期にわたって勝ち続けている人がいます。彼らの銘柄選択の結果は、たとえば S&P といった代表的指数を上回っています。このように、指数による運用を上回る結果を得ようとする投資方法を「アクティブ投資」といいます。
アクティブ投資は、企業の詳細を丹念に調べたり、経済情勢を的確に分析する必要があります。他に仕事がある人には、そんな時間はありません。アクティブ投資はプロに任せ、一般投資家はインデックス投資が良いのではないかと思います。
ETF によるインデックス投資は、個々の企業に関する情報や知識に乏しい人でも、平均的な成績を収めることができます。トップになることはできませんが、ビリになることもありません。一般投資家にとって、ETF によるインデックス投資は、投資の王道といえます。
ただし、情報量の少ない一般投資家による銘柄選択にはギャンブル的要素はありますが、このブログではリスク資産の一例として 1 銘柄買っています。
保有資産は上図のとおり ETF は全部上昇していますが、個別株として購入したロケット・ラボは散々な成績です。こういう会社が大きくなるのを見守るのも投資の楽しみの 1 つです。株価は低迷していますが、計画どおりに事業が進んでいるので、このまま持ち続けようと思います。
注: このブログはロケット・ラボの購入を推奨しているわけではありません。他の個別株を買っても良いし、個別株を1つも買わないという選択もありです。見てのとおり、ロケット・ラボの値動きは激しく、極めてハイリスクです。このブログでは、リスク資産の配分比を15%以下と定めています。
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