ちょっと待ってください。勉強しなくても誰でも偏差値 75 以上を実現できるかもしれない方法があります。ただし、死ぬほど怖い目に合うかもしれません。
株で儲けようとすれば、他の人よりも賢く機敏に行動する必要があります。そのためには、懸命に勉強する必要があります。度胸も経験も必要です。少なくとも、世の中に ETF (上場投資信託)が登場するまではそうでした。
「オルカン」の愛称で親しまれている「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という投資信託を知っていますか? 新NISAで最も人気のある投資信託です。
オルカンは ETF ではないので証券市場で売買できるわけではありませんが、銀行や証券会社、SBI 証券や楽天証券などのネット証券でも簡単に売買できます。投資資金が世界中の代表的な企業の株価に基づく指数に連動するように運用されるので、銘柄選択の知識がなくても全世界の株に投資したのと同じ結果、つまり偏差値 50 を実現できます。
このブログでは、オルカンより少し上の運用成績を目指しています。オルカンは、全世界の株式を含んでいますが、このブログでは、日本株、米国株、インド株をメインの投資対象とし、その割合を約 3:3:2 で運用しています。それに加えて、近い将来爆発的に成長することを期待して、ハイリスクではありますが、ロケット・ラボという宇宙企業を買っています。
偏差値 50 じゃ有名大学に入れないじゃない。自分は有名大学を目指しているんだという人に「オルカン」は向きません。では、有名大学の合格ラインとされる偏差値 75 以上の実力を身に付けるために、死にものぐるいで勉強しますか? そんな頭もないし、勉強もイヤだけど、でも有名大学に入りたい。そんな人の夢を叶えるのが「レバナス」です。
レバナスとは「楽天レバレッジNASDAQ-100」や「iFreeレバレッジ NASDAQ100」といった投資信託のことです。米国の ナスダック100 指数の 2 倍の値動きとなるように設計されています。
ナスダック100の構成銘柄で大きな比重を占めるのは、マグニフィセント・セブン(素晴らしい7社)と呼ばれる7つの巨大ハイテク企業(グーグル、アップル、メタ、アマゾン、マイクロソフト、エヌビディア、テスラ)です。マグニフィセント・セブンに代表される米国のハイテク企業は、近年急成長しました。それに伴ってナスダック100指数も急上昇し(1年で約1.5倍)、その2倍の値動きをするレバナスは、さらに大きく(1年で約2倍)値上がりしました。
米国のハイテク企業が今後も成長し続けるなら、全力でレバナスを購入して "億" の資産を作ることが可能かもしれません。
もう仕事に縛られるのはイヤだ。可能な限り早く仕事をやめて、資産運用で食べていけるようになりたい。英語で言うと、FIRE (Financial Independence, Retire Early = 経済的自立、早期リタイヤ)です。FIRE を目指す多くの人が、夢を実現しようとして購入したのがレバナスです。レバナスで 1 億円の資産を形成し、それを利回り 4% が期待できる S&P で運用すれば、年間 400 万円を生活に使っても資産は減らないという計算です。FIRE については、「今話題のFIREを解説!資産運用で早期リタイアを実現する方法とは?」が上手にまとめられていて、わかりやすいです。ただし、セルサイドの情報なので、それを念頭に読む必要があります。
日本で FIRE やレバナスが話題になったのは 2021年です。しかし、米国は2021年下期からインフレが加速しはじめ、そのインフレを抑えるために FRB は2022年3月に利上げを開始します。NASDAQ は 2021年11月から下落が始まり、2022年6月にはレバナスの価格がピークの半分以下になってしまいます。レバナスがブームとなったときに購入した人は、投資を始めてから 1 年もたたないうちに資産が半分以下になってしまいました。
資産が半分以下になっても平然としていられる人は、レバナス投資に向いています。しかし、ほとんどの人は、二度とそんな経験をしたくないと思ったはずです。金融庁も、レバレッジ型の投資信託は積立投資には不向きだということで、NISA 口座での購入は認めていません。詳しくは、「「レバナス民の悲劇」はなぜ起きたのか? 資産形成のための投資に必要な3つのこと」を参照してください。
レバナスが長期投資に適するのかどうかの結論は、まだ出ていません。しかし、何人がレバナスに挑戦し、何人が途中で脱落し、何人が資産形成に成功しのかがわからないうちは、レバナスを使用した資産形成には失敗するリスクがあるということを理解しておく必要があります。
このブログでは、確実に上昇が見込めるときにレバレッジ型ETF を活用することも視野に入れています。ただし、レバレッジ型 ETF を長期にわたって保有するのはリスクが高すぎるので、株が暴落したときの底値買いなど、ここ一番のときに限って使おうと思っています。
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