今夜は米雇用統計です。FRB のパウエル議長が6月利下げを示唆したという理由で少し円高が進んでいますが、雇用統計の結果次第では6月利下げの可能性が後退する可能性もあり、為替がこのまま円高方向に動くとは限りません。即断して FX でドル売りなどを行うと痛い目にあう可能性があるので要注意です。
ロケット・ラボですが、昨日 Viasat という衛星会社の衛星バス(人工衛星の基本構造物)の設計・製造を受注したというニュースが発表されました。事業活動は順調で、受注残が増え続けています。しかし、開発中の新型ロケット「ニュートロン」が今年中に完成するのかどうか、疑問が投げかけられていて株価がなかなか上がってきません。
ニュートロンは、今後ロケット・ラボが事業を拡大するうえで何としても完成させなければなりません。もちろん、今年中に完成できれば理想的ですが、たとえ少し遅れても会社が傾くといった事態にはならないと思います。
なので、買い付け計画に従って、今夜ロケット・ラボをさらに4株買い付けることにします。残りの3銘柄は、11 日の朝に約定するように成行注文します。
今夜の米雇用統計ですが、これまでは雇用者数や平均時給の伸びが予想より小さいと、利下げが近いということで株価は上昇してきました。しかし今後は、米国の景気低迷が意識され、雇用環境が厳しいと普通に株価が下落することになるかもしれません。
雇用統計の結果が同じでも、解釈によって株価が上昇することもあれば、下落することもあります。株価の上がり下がりは群集心理で決まります。投資家の関心事は「金利」から「景気」に移りつつあるので、今夜の雇用統計の結果に市場がどう反応するかを、注意深く観察する必要があります。
現在、相場の転換点に差し掛かっている可能性があります。今後は、米国の景気動向により敏感になる必要がありそうです。
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