2024年2月14日水曜日

Rocket Lab が乱高下

昨日は Rocket Lab が +8.76% 上昇したと言って喜んでいましたが、昨夜は  ▼5.93% 下落してしまいました。ジェットコースターのような乱高下です。このように、大きな値幅で上がったり下がったりするのを「ボラティリティが高い」または「ボラティリティが大きい」と言います。


大きく下がった原因は、昨夜発表された米国の消費者物価指数(CPI)です。市場予想 2.9% に対して、発表された数字が 3.1% と高かったので、早期利下げ期待が後退しました。

3月や4月に利下げが行われるといった甘い期待は裏切られました。高金利が6月ごろまで続く可能性が高まり、高金利に弱い新興企業の株が激しく売られました。ドルは上昇し、ドル円は一気に150円を超えてきました。

Rocket Lab は、赤字会社です。
現在はエレクトロンという小型ロケットを打ち上げています。
今、ニュートロンという中型ロケットを開発中です。
新しいロケットの開発に成功すれば、売上が増える一方で開発費が不要になります。
新しいロケットは今年末または来年上期に初号機が打ち上げられる予定です。
Rocket Lab が黒字になるのは、その後です。
高金利の中で、そんなに長く待っていられないという投資家が増えると株価は下がります。高金利環境では、儲かるか儲からないかわからない株を買うより、確実に金利を稼げる債権を買ったほうが安全確実に資産を増やせるかもしれません。

しかし、夏ごろには米国で利下げが始まる可能性が高いです。
新しいロケットの開発に関して、春先に明るいニュースが出るかもしれません。
Rocket Lab のような会社は、株が上がり始めると爆発的に上がります。
1 つの好材料で 2 倍やそれ以上上がることも珍しくありません。
いずれは期待に応えて大きく花開くと信じ、引き続き、この会社の株を保持したいと思います。

なお、このブログでは、ハイリスク資産として Rocket Lab の株を購入していますが、決して Rocket Lab の購入を推奨しているわけではありません。10倍、あるいはそれ以上の大きな成長が期待できる企業は他にもあるはずです。そんな企業を見つけて、投資してみてください。成長企業への投資こそ、投資の最大の楽しみの 1 つです。

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