2024年2月29日木曜日

RKLB 値幅 16% の乱高下

昨夜のロケット・ラボ (RKLB)は、前日終値比 6.2% 安の 4.42 ドルで始まり、開始 15 分で12.7% 安の 4.11 ドルまで売り込まれ、その後怒涛の買いが入って +1.3% の 4.77 ドルとプラス圏に浮上し、その後は再び売られて 2.5% 安の 4.59ドルで引けるという、滅多に見ない乱高下となりました。安値から高値までの差は 16% です。

こういうときにデイトレードで大儲けしたりすると、その快感が忘れられなくなって、デイトレードにのめり込んでいくことになります。私は、デイトレードで勝てる気がしません。短期トレードは、人間より AI のほうが強いのではないでしょうか。


ロケット・ラボが新しく開発している中型ロケット「ニュートロン」の初打ち上げが2024年末に予定されているのですが、それが遅れるという理由を振りかざして、どこかのヘッジファンドが大きく売り込んだのだと思います。

ロケットの開発で最も難しいのはエンジンです。ロケット・ラボも、ニュートロン用に新しいロケットエンジン「アルキメデス」を開発しているのですが、昨年末に行われる予定だったエンジンテストがまだ行われていません。予定が3月か4月にずれ込んだようです。

売り手は、エンジンの開発が大幅に遅れていて、今年末の初打ち上げに間に合わないと騒ぎ、一般投資家の売りを誘っています。一旦下がった後の怒涛の買いは、そうした売り手に対する買い手の反発です。買い手の多くは個人投資家だと思います。

短期狙いの売り手と書い手の大勝負です。中長期投資家は、このようなノイズを気にする必要はありません。たとえロケットの開発が少し遅れても、この会社の未来が大きく変化するわけではありません。加えて、開発の多少の遅れはすでに織り込み済みで、それをネタにして売り込むのは少し無理があるように思います。

3 月 1 日の買い付けですが、ロケット・ラボの株価が落ち着くようなら、今夜予定どおり 4 株買い付けます。再び乱高下するようなら、少し様子を見て判断します。残りの 3 銘柄は、今夜成行買注文します。ロケット・ラボが下がっているので、この下げがチャンスになればと思います。


このブログではハイリスク資産の一例としてロケット・ラボを買っていますが、ロケット・ラボの購入を推奨しているわけではありません。ぜひ、ロケット・ラボ以上の成長期待銘柄を見つけてください。

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