2025年3月11日火曜日

今日がセリクラだった?

とうとう、米国の景気後退が意識されるようになりました。
21日の米オプションSQに向けて、米国株は転がり落ちています。
昨夜の米国株は、ハイテク銘柄を中心に大幅安でした。


市場の雰囲気も最悪です。


日本株も米国株に連れ安し、日経平均は一時、節目の 36,000円を割り込む 35,987円まで売り込まれました。ただし、それを境に上昇に転じ、終値は 36,793円まで急回復したので、今日がセリング・クライマックスだったのかもしれません。

日本のSQは、米国のSQより 1週間早い14日です。
16,000円まで売り込んだので、売り手にとっては達成感もあることでしょう。
日本市場が米国より早く回復する可能性もあります。
今日は、底が近いということで少し買ってみようかとも思いましたが、トランプ政権の政策が不透明なうちは動いてはダメだと思い直し、買いを見送りました。

テスラなどの人気銘柄が大幅安となったことで、投資資金を借り入れているヘッジファンドや個人投資家の巻き戻しが進んでいます。それらの投資家が完全に白旗を掲げるまで、暴力的な売りは続きます。手持ち資金で現物株を買っている限り、売りたくもないのに強制的に売らされることはありません。信用買いなどを多用している投資家は、こんなとき、さぞかし大変だろうと思います。

3月21日の米SQで流れがかわるかもしれないし、4月2日の相互関税発動まで売りが続く可能性もあります。買うかどうか、今週は動かずに、来週判断したいと思います。今日がセリクラだったら、それもよしです。

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