2024年7月31日水曜日

日銀が利上げも株は上昇

今日の日銀会合で 0.25%への利上げが決定されました。事前のリークですでに株安円高になっていたからか、日本株は上昇しました。ドル円は 152円代後半に張り付いています。

日銀は、利上げをしたが実質金利はまだ大幅なマイナスのため、金融政策は緩和的だと述べています。金融政策が本当に緩和的なら株価は大きく下がらないかもしれません。利上げで株安になるかと思いましたが、その予想は外れました。予想が外れたのは良いことです。今後も本当に日本株が上がり続けるなら、その流れに乗りましょう。

現在の保有資産は次のとおりです。円高の影響もあって、インデックスFTOPIX (1308)以外の3銘柄は下落しました。


次回の買い付けと定期積立金 25,000円の入金を、今夜と明朝に行います。
買い付け予定は、次のとおりです。


インド株のパフォーマンスが良いので、インド株の比率を少し増やしたいと思います。
今夜は米国の FOMC の結果が発表されます。7月最後の夜、ロケット・ラボの健闘を祈りたいと思います。

2024年7月29日月曜日

月末の日銀会合に注目

今日の日本株は、先週末の米株高の流れを引き継いで上昇しました。
この上昇が続くかどうかは、30-31日の日銀会合の結果次第です。日銀が利上げに踏み切れば、円高株安がさらに進みます。金利据え置きで、利上げを示唆するような発言もなければ、円安株高の流れに戻ることでしょう。

足下の日本経済は、消費が弱い状態が続いています。賃上げが物価上昇に追いついていないのが消費低迷の原因ですが、だからといって物価上昇の原因が円安だと決めつけ、円安を是正するために日銀は金利を引き上げるべきだなどと政治家が口にするのは、実に愚かしいことです。自民党の茂木敏充幹事長と河野太郎デジタル相の、日銀の独立性を損なうような発言をきっかけにして、一気に円高が進みました。

バブル崩壊後の失われた30数年、日本は企業も個人もひたすら金を貯めることに懸命になり、金を使おうとはしませんでした。政府以外に金を使う主体が存在しなかったため、政府に大きな負債が残りました。この異常状態からようやく抜け出せるかもしれないというのに、ここで金利を上げて、唯でさえ弱い消費を叩き潰してどうするんだ! と言いたいです。

一部のヘッジファンドは、次回の日銀会合での利上げ決定に賭ける取り引きを行っています。次回の日銀会合は、将来の日本経済を占う上で非常に大事です。植田日銀総裁や副総裁、理事たちがどのような判断を下すのか、注意深く見守りたいと思います。

2024年7月27日土曜日

年初来利益がピーク時の半分に

昨日、日経平均 ▼0.53%、TOPIX ▼0.38% と続落しました。
しかし、昨夜発表された米 PCE (個人消費支出)コア価格指数の伸びが2.5%に鈍化したことから 9月利下げ観測が高まり、米株価は上昇に転じました。

今週は、米大手ハイテク銘柄の大幅下落の影響を受けて、週間利益は ▼14,526円 と過去最大の損失を被りました。年初来利益は 21,927円とピーク時の半分に減ってしまいました。



保有銘柄では、ロケット・ラボのみが上昇し、他の 3銘柄は下落しました。大型株から中小型株に資金が移動したようです。


日本株、米国株、インド株の指数はすべて下落しましたが、ロケット・ラボが上昇したので、週間での損失は少し軽減されました。各国の代表的な株価指数はどれも似たような動きをしており、それらの指数に連動する ETF への分散投資は、あまり効果がありませんでした。ポートフォリオに小型成長株のロケット・ラボを含めていたので助かりました。

今月末には、日銀会合と米FOMCが予定されています。日銀会合では、利上げの有無が焦点になります。FOMCでは利下げの有無が焦点になります。アマゾンやアップルなど、米国を代表する企業の決算発表は来週も続きます。夏の波乱がこれで収束したと思わないほうが良さそうです。

2024年7月25日木曜日

米国株が大幅下落

昨夜、巨大ハイテク銘柄を中心にして米国株が大幅に下落しました。下落理由は、よくわかりません。降り積もった雪が重力に耐えきれずに、明確な理由もなく雪崩れたという感じです。


ダウ ▼1.25%、S&P ▼2.31%、ナスダック ▼3.64%、ラッセル 2000 ▼2.13% と全面安です。ドル円が 152円台と円高も進み、今日の日経平均は ▼3.28% と今年最大の下落、TOPIX も ▼2.98% と大きく売られました。

保有資産は、次のようになりました。インデックスFTOPIX (1308) は含み損になってしまいました。


巨大ハイテク銘柄で損を抱えた投資家は、利益の出ている銘柄を売って損失を補填しようとするため、下げが広い範囲に波及します。恐怖指数とも言われる VIX 指数は 18.04 に上昇しました。今回の調整は、もう少し続きそうです。

特に、月末の日銀会合での利上げを見込む取引が増えており、月末にかけて乱高下する可能性があります。さらに下がれば、安く買うチャンスです。

2024年7月23日火曜日

指値は、かすりもせず

昨夜は S&P が +1.08%、今日は TOPIX が +0.21% と上昇しました。
ロケット・ラボは +2.69% と上昇。4.95ドルの指値は、かすりもしませんでした。
保有資産は、次のようになりました。


米国市場は、少し落ち着いてきたようです。
今週から来週にかけては、米国の個別企業の決算発表が続きます。
7月31日は、日銀金融会合および米国のFOMCです。

ロケット・ラボの決算発表は、8月8日です。
決算発表では、ニュートロンの開発状況に関する報告が注目されます。

2024年7月22日月曜日

バイデン辞退でさらに混沌

日経平均 ▼1.16%、TOPIX ▼1.16%、ドル円は円高方向。
バイデンの立候補辞退で市場はさらに混沌としてきました。
先行きが不透明な場合は、利益を確定して現金比率を高めるのがセオリーです。
もっとも、このブログのポートフォリオは、現在の現金比率が 68.4% で既に十分に高いです。今ここで利益を確定して現金比率を高める必要はありません。


今夜の米国株がどうなるかはわかりませんが、ロケット・ラボがさらに下がって 5ドルを割るようなことがあれば買いたいと思います。これまで、注文はすべて成行注文でしたが、今回は指値注文します。指値は、現在の株価 5.2 ドルから約 5%下の 4.95ドルとします。既に注文は出しました。


買えてもよし、買えなくてもよしです。もし、4.95ドルで買えるなら、良い買い物です。ただし、プレマーケットで大きく下がった場合は、指値を引き下げます。

2024年7月20日土曜日

米主要指数がすべて下落

昨夜の米国株は、ダウ ▼0.93%、S&P ▼0.71%、ナスダック ▼0.81%、ラッセル 2000 ▼0.63% と主要指数がすべて下落しました。ダウは 2日連続、S&P、ナスダック、ラッセル 2000 は 3日連続の下落です。

ロケット・ラボも ▼1.14% と下落しました。下げ止まったのかどうかは、わかりません。

保有資産は、次のようになりました。



週間利益は ▼8,136円で、13週ぶりのマイナスとなりました。


個々の銘柄の年初を 100としたときの株価の動きは次のとおりです。


ロケット・ラボの値動きは、相変わらず激しいです。来週は、アルキメデスエンジンの燃焼試験成功のニュースで株価が大幅に上昇するのではないかと期待しています。

22日の買い付けですが、ロケット・ラボがさらに下がるようなら買いたいです。予定を次のように変更しました。


日本市場に上場している 3銘柄は、すでに成行注文しました。


ロケット・ラボは、週明けの市場を見てから最終判断したいと思います。

米国の半導体株を震源とする調整がいつまで続くのかはわかりませんが、相場の流れが変わったということで、多くの投資家が現金比率を高めています。この動きは、次のジャンプへの準備とも考えられます。ただし、米国の景気が腰折れしないかどうかは、注意して観察する必要があります。

もっとも、このブログは長期投資です。株価の少しの上下は、あまり気にする必要はありません。

2024年7月19日金曜日

波乱は終わった?

昨夜のロケット・ラボは、▼3.49% と2連続の大幅下落となりました。
今日の日本株は前場下がったものの後場には切り返し、小幅な下落にとどまりました。

今回の大幅下落は、これまではマグニフィセントセブンを買っておけば儲かったが、今後は何かが変わりそうだと感じた投資家が、とりあえず持ち高を小さくしておこうとして利益確定の動きを加速させ、それが一気に広がったという解釈が正解のようです。

保有株も、今日はインデックスFTOPIX (1308) が▼0.41% と小幅に下落しただけで、ISS&P500米国株 (1655) は +0.30%、NFインド株 (1678) は +1.18% と上昇しました。
今夜の米国市場を見てみなければ確たることは言えませんが、日本市場を見る限りでは少し落ち着きを取り戻したようで、波乱の終わりを感じさせます。

保有資産は次のようになりました。


次回の買い付けは、週明けの22日に行います。今夜のロケット・ラボの動きによって変わる可能性はありますが、買い付け数量は今のところ次のように考えています。インド株の比率を少し高めようと思います。


ロケット・ラボは、これ以上買うと配分比が上限の15%を超えてしまうので、今回は見送ろうと思っていますが、今夜、ロケット・ラボがさらに大幅に下がって、5ドルを切るようなら買い出動するかもしれません。

2024年7月18日木曜日

保有資産が大きく減少

昨夜、半導体株を中心にして、米ハイテク株が大きく崩れました。
きっかけは米国の対中半導体規制強化観測の高まりです。11日の米CPI発表以来、半導体関連株がガタガタしているところに、バイデン政権の対中半導体規制強化の動きや、トランプの台湾に対する防衛予算増額発言が報じられ、これらを口実に、年初来のハイテク株高で、そろそろ売りどきかと思っている人たちの間で利益確定の動きが広がりました。米国株を牽引してきたエヌビディアが ▼6.62% と大きく売り込まれたほか、アップル ▼2.53%、アマゾン ▼2.64%、テスラ ▼3.14%、マイクロソフト ▼1.33%、グーグル ▼1.55%、メタ ▼5.68% と全面安の商状となりました。ロケット・ラボも ▼3.20% と下落しました。 

この流れを引き継いで今日の日本市場も、日経平均株価が ▼2.36%、TOPIX が ▼1.60% と下落。手持ちの ETF も、インデックスFTOPIX (1308) が ▼1.50%、ISS&P500米国株 (1655) が ▼2.08%、NFインド株 (1678) が ▼1.76% と下がりました。

保有資産は一日で大きく減少し、含み益は 37,618円に減ってしまいました。


日本株、米国株、インド株、ロケット・ラボ、そのすべてが下がったうえに、ドル円が 156 円台と円高に振れたので、この結果は仕方ありません。

今回の株価の下落は、半導体関連が震源地です。半導体関連は今後しばらくは厳しいかもしれませんが、それ以外の銘柄に関しては、あくまでも利益確定の短期的な動きです。米国が景気後退に陥ったわけではありません。今週いっぱい余波が続くかもしれませんが、来週には収まるように思います。特に、インド株やロケット・ラボの回復は早いと思います。

2024年7月15日月曜日

ローソク足チャートの話し

将来の株価を正しく予想できれば、必ず儲かります。
投資家は、将来の株価を何とかして正確に予想できないかと知恵を絞ってきました。

日本では、江戸時代に米相場が始まりました。米を安く買って、高くなってから売れば儲かります。相場師たちは、どうすれば儲かるかを必死で考えました。そうして生まれた日本人の大発明が、ローソク足チャートです。

ローソク足チャート、知っていますよね。騰落、始値、高値、安値、終値がひと目でわかるように図示したグラフです。下図は、6月以降のロケット・ラボのローソク足チャートです。下図は、1本の線が 1日の値動きを表すので、日足チャートと呼ばれます。


ローソク足チャートを誰が、いつ発明したのかは不明です。たとえば、マネックス証券の Web サイトには「ローソク足チャートは、日本の江戸時代に生まれた伝統のあるチャートで、現在では海外でも広く使われています」と記載されていますが、日本テクニカルアナリスト協会の Web サイトには「ローソク足は明治30年代にダイヤモンド社が開発した日本式チャートです」と記載されています。明治30年代には、まだダイヤモンド社は存在しなかったという反論があったりして、どの説が本当なのかはわかりません。当のダイヤモンド社には自社が開発したという記録は残っていないようです。

ローソク足は相場の勢いを見るには非常に便利なので、誰がいつ発明したかはともかく、似たようなグラフは、江戸時代から描かれていたのではないかと思います。手描きの場合、陽線(始値より終値が高い)は赤い墨で描き、陰線(始値より終値が安い)は黒い墨で描きました。印刷が普及してからは、白黒印刷に対応して陽線は白枠、陰線は黒塗りで表すようになりました。

ローソク足を見て、将来の値動きを予想する手法の 1つに「酒田五法」があります。酒田五法は江戸時代の伝説の相場師、本間宗久が考案したものと伝えられています。酒田五法に基づくローソク足の見方の概要については、ザイFX の「ローソク足の組み合わせ・酒田五法・平均足」を見ると良いと思います。酒田五法がどんな感じのものかを理解できると思います。赤とか黒とかが出てくるのは、墨で描いていた時代の名残です。

酒田五法は米相場のためのテクニカル分析です。それを現代人が株式相場や FX に適用しても、ほとんど当たりません。それどころか、数多くある様々なテクニカル分析に基づいて動作するアルゴリズムを搭載したコンピュータを使って売買しても、どれ 1つとして儲かりません。実践した人は何人もいます。そして、口を揃えて言います。「テクニカル分析はグソの役にも立たない」と。

私は、テクニカル分析を全否定する気はありません。1本1本のローソク足には、売買した人たちの思いが詰まっているはずです。先に示したロケット・ラボのチャートでは、6月に入ってからジリジリと上昇しましたが、6月12日に長い上髭付きの陰線が現れました。上がろうとする買い手の力よりも、売り手の力が上回ったようです。高値での長い上髭は、相場が反転する兆しです。

6月12日を境に相場は下がり出しましたが、6月17日に、今度は長い下髭付きの陰線が現れました。下がろうとして下がり切れなかったようです。買い手の勢いが勝りました。どうやら、底打ちのようです。次の日、予想どおりに大きく上昇して大陽線となりました。どうですか、こんな風に講釈されると、テクニカル分析が当たるように思えてきませんか。危ない危ない。当たったところだけを解説するのが、アナリストと呼ばれる人たちの常套手段です。

テクニカル分析を信じていなくても、テクニカル分析を気にしている投資家は大勢います。相場が過熱してくると、そろそろ売り時かと思う投資家が増えてきます。そんな時に、テクニカル的に売りのシグナルが点灯すると、皆が一斉に売りに走るということはよくあります。

テクニカル分析に従って日々の売買を行ってもクソの立たないかもしれませんが、完全に無視するのもどうかと思います。テクニカル分析を詳しく知る必要はありませんが、酒田五法の基本や、移動平均線、RSI、MACD、ボリンジャーバンドなどの基本的なテクニカル指標は覚えておいて損はないと思います。

繰り返しますが、テクニカル分析は当たりません。ただし、テクニカル分析は占いと同程度の効果があります。テクニカル分析は、迷った時に背中を押してくれます。テクニカル分析は、他の投資家がどう動きそうかを予想するうえで参考にはなりますが、自分が信じるのは考えものです。

2024年7月13日土曜日

ロケット・ラボがしっかり上昇

昨夜の米国株は、DOW +0.62%、S&P +0.55%、NASDAQ +0.63%、RUSSELL 2K +1.09% と主要 4指数がすべて上昇しました。RUSSELL 2K が最も強く、中小型株に資金が流入しています。

ロケット・ラボは、+6.00% と大幅に上昇しました。売買高も 1,130万株と普段の倍程度に膨らみました。ようやくロケット・ラボに投資家の注目が集まって、しっかりとした上昇となりました。

保有資産は次のようになりました。


週間利益は +7,241円で 12 週連続の増加、年初来利益は +44,589円になりました。


下図は、年初の株価を 100 としたときの手持ち 4銘柄の株価の動きです。


今週の各銘柄の株価は、インデックスFTOPIX (1308) と ISS&P500米国株 (1655) が横ばいまたは微減、NFインド株 (1678) が微増、ロケット・ラボ (RKLB) が大幅増でした。ロケット・ラボは 1~4月に大きく下がりましたが、5月以降は急回復し、昨夜ついに年初の株価を上回りました。

米国の早期利下げが確実となる中で、大型銘柄から中小型銘柄への資金移動が始まりました。米国の金利は下がり始め、円は上がり始めました。米国経済がまだ高金利に耐えられるのか、失業率が急上昇して景気後退に陥ってしまうのか、ギリギリのところです。

このブログの資産配分(ポートフォリオ)の現金比率は 69.1% です。世界経済がどう動いても、十分に耐えられます。今後の世界経済の動きを、余裕を持って見ていられます。

2024年7月12日金曜日

米早期利下げが確実に

昨夜発表された米CPI が予想以上に鈍化したため、早期利下げが確実になりました。
米債利回りが低下し、ドルが売られました。
株式市場では、巨大ハイテク銘柄が売られ、中小型株が上昇しました。
S&P は ▼0.88% の下落でしたが、ロケット・ラボは +3.9% と上昇しました。

今日の日本株は米国株の下落を反映して、日経平均の始値は前日比 ▼1.31%、TOPIX は同 ▼1.15% と安く始まりました。

手持ちの ISS&P500米国株 (1655) の今日の始値は同 ▼1.52% でした。本家の米 S&P の倍近い値下がりに驚きましたが、これは、ドル円が米 CPI の発表を受けて ▼1.8% も下落したためです。ISS&P500米国株 (1655) は為替ヘッジなしの ETF のため、為替の影響をモロに受けます。S&P の下落とドル下落のダブルパンチなので、もっと下がっても良さそうですが、さほど下がらずに頑張ってくれました。

手持ちの NFインド株 (1678) も為替ヘッジなしの ETF です。こちらは、ルピー円の影響を受けます。ルピー円も ▼1.5% 程度動きました。

為替の影響を避けたければ為替ヘッジをすればよいのですが、為替ヘッジは無料ではできません。ドルヘッジをするには、日米金利差に応じたヘッジ費用が発生します。ヘッジ費用は、ヘッジしている期間、毎日発生します。このため、円高がゆっくりと進む場合は、ヘッジ効果よりもヘッジ費用が上回ってしまいます。実際に体験すると肌感覚で理解できるので、為替ヘッジは機会を見てやってみたいと思います。

さて、今日の日本株ですが、昨日までとは打って変わって、大型株が下落し、中小型株が上昇しました。今日の TOPIX は ▼1.11% と下がりましたが、東証プライム市場の根上がり銘柄数は 1020 (62%)、値下がり銘柄数は 573 (34%) で圧倒的に値上がり銘柄数が多かったです。

昨日は、保有資産の含み益が 45,000円を超えたといって喜びましたが、今日はロケット・ラボ以外がすべて値下がりしたため、41,534円に減ってしまいました。長期投資なので、日々の株価の動きに一喜一憂する必要はありませんが、やはり、資産が減るのは気分の良いものではありません。


いよいよ、米国の利下げが見えてきました。ロケット・ラボには追い風となりそうです。今夜も、しっかりと上昇してほしいものです。

2024年7月11日木曜日

含み益が 45,000円を突破

昨夜は S&P が +1.02%、中小型株の RUSSELL 2K も +1.10% と上昇しました。ロケット・ラボは、ピーター・ベック CEO がアルキメデスの点火試験に成功したことを X で報告したのですが +0.98% と小幅な上昇にとどまりました。売買高も通常と変わらず、大きなニュースとは受け止められませんでした。

今日の日本株は、TOPIX が +0.69% と上昇し、史上最高値を更新しました。
現在の保有資産は、次のとおりです。
含み益が快調に増加し、45,000円を超えました。


今夜、21時30分に6月の米消費者物価指数(CPI)が発表されます。インフレが収まっていれば、9月利下げ開始がさらに濃厚になり、株価の上昇が期待できます。今後の市場動向に大きな影響を与える指標なので、大いに注目です。

2024年7月10日水曜日

ロケット・ラボが5ドル台に

昨夜、ロケット・ラボが +2.21% 上昇し、5.08ドルとなりました。終値が 5ドルを超えるのは、6月21日以来です。前回の 5ドル突破はわずか 1日と短命に終わりましたが、今回はどうでしょうか。何としても 5ドル以下に抑え込みたい売り方もいるので、5ドル台を維持できるかどうかはわかりません。もっとも、アルキメデス・エンジンの燃焼試験成功のニュースが伝われば急騰間違いなしなので、売り方も怖いところだと思います。

昨夜から今朝にかけて、ロケット・ラボをはじめとする4銘柄を成行で購入しました。ロケット・ラボは、奇跡的に4ドル台で約定できました。4ドル台で買えるのは、これが最後かもしれません。


今日の日本株は、日経平均が +0.61%、TOPIX が +0.47% と上昇しましたが、東証プライム市場の値上がり銘柄数は 38%、値下がり銘柄数は 56%で、半分以上の銘柄が値下がりしました。大型株上昇、中小型株下落といういつもの構図が色濃く現れました。


保有資産は次のようになりました。


このブログでは、日本の TOPIX、米国の S&P、インドの Nifty といった指数に連動する ETF を軸に運用しているので、値下がり銘柄が多くても指数が上昇すれば利益が出ますが、個別銘柄を中心に運用している人は大変だと思います。

インド株は、今日は ▼0.32% の下落でしたが、過去最高値付近での横ばいの動きです。世界的に、株価指数は強いですが、小売売上高などの実体経済には弱い数字も現れ始めています。AI を中心とする半導体関連銘柄など、一部の銘柄を除けば、すでに景気の先行きに黄色信号が灯っているのかもしれません。乱気流に備えて、シートベルトを締めなければならない日が近付いているようです。

2024年7月9日火曜日

世界経済は今日も好調

昨夜の S&P は +0.10%、ロケット・ラボは +1.84%、今日の TOPIX は +1.25%、NFインド株 (1678) は +0.67% と、どの指数および保有銘柄も上昇しました。世界経済は今日も好調でした。保有資産の含み益は  4万円を突破しました。上昇トレンドにうまく乗れています。


次回の買い付け日は、明日10日です。買い付け数量は、次のとおりです。


米国では、昨年 7 月から政策金利が 5.25%~5.50% という状態が続いています。間もなく 1 年になります。しかし、第1四半期の米GDPは前期比 1.3%増で、米経済は腰折れすることなく成長しています。株価も過去最高値を連続して更新しています。

このブログでは、米経済の失速に対応できるように現金比率を高く維持してきましたが、今のところ、その作戦は功を奏していません。

今の株価の上昇が永久に続くとは思えませんが、下がる材料があるわけでもないので、次回の買い付けでも、史上最高値の S&P に連動する ETF、ISS&P500米国株 (1655)を果敢に買い進めることにします。

S&P がまだ上がり続けるのか、今が天井なのか、誰にもわかりません。しかし、仮に今が当面の天井だとしても、いずれはその高値を超えてくる日が来ます。それを信じて買い続けるのが長期積立投資です。万一、大きく下がることがあれば、その時は今の現金比率が物を言います。

2024年7月8日月曜日

今が世界経済の大転換点かも

今、市場で何が起きているかと言えば、トランプ有利を織り込む動きです。
トランプが大統領に復活すれば、財政はゆるゆる。FRB に対しては利下げするように圧力をかけ、中国製品に高関税を課して物価は上昇。景気は過熱して株価も上昇。インフレが再燃し、長期金利上昇。ドル円も上昇。

地球温暖化などクソ食らえで、自然エネルギーへの転換はストップ。
そんな未来を想像して対応を急いでいるというのが、今の市場です。
(市場が本気でそう思っているかどうかは別です。わかっていながら、、、という可能性もあるので、この世界に生きてる連中はどうしようもありません)

しかし、相場で決め打ちは危険です。必ずそうなると確信して行動したつもりが、まったく逆の方向に動いて大損をするなど、珍しくも何ともありません。

バイデンに相応しいのは、大統領の椅子ではなく、介護ベッドだ!
マスコミは、民主党内の混乱を毎日のように大々的に報道し、トランプの再選が確実なように伝えていますが、ここは冷静に判断したほうが良いと思います。

大統領選挙まで、まだ時間が十分にあります。民主党が、今のボロ負け予想を黙って見ているとは思えません。必ず、何か手を打ってくるはずです。それによっては、マスコミの報道姿勢が 180度変わる可能性は十分にあります。その動きに乗るヘッジファンドも、必ず現れます。トランプ有利の織り込みが行き過ぎた場合は、要注意です。

このブログは、米国の大統領選挙の結果を予想して株を売買しているわけではありません。しかし、米国の大統領選挙の結果は世界経済に影響します。イギリスもフランスも、選挙で与党が大敗しました。世界的に、何かが大きく変わりつつあるのではないでしょうか。

小さな動きはどうでもいいです。しかし、ゆっくりではあっても、何年にもわたって続くような大きなうねりの兆候を見つけ、それに対応することは、長期投資の成果に大きく影響します。

中間層が没落し、右や左の極端な政党が台頭することは過去に何度もありました。東京では、小池知事が大差で再選されました。順当な結果に見えますが、本当にそうでしょうか。今回の各候補の主張や獲得票の中に、民意の大きな変化が隠れているかもしれません。

投資は、誰よりも先に世の中の動きを察知し、それにいち早く対応した者が勝利します。今が、その時ではないか、、、と思ったりもします。

後になって、きっと言うでしょう。そうなんだよ、あのとき気付いていたんだよ、、、ってね。結局、気付いたことが杞憂だったり、気付いても対応できなかったり、大きな変化を軽視したり、本気の勝負をする勇気がなかったりで、投資でも人生でも、大きな変化に気付いて、的確に対応できる人間は、ほんの一握りなんですよね。

2024年7月6日土曜日

週間利益 11週連続プラス

7月最初の 1週間が終了しました。
雇用統計は、市場の期待どおりの結果でした。雇用者数の伸びが減速し、賃金の伸びが鈍化し、失業率が 4.1% に上昇しました。米国の景気減速の兆候が出てきたことから、9月利下げ開始予想が大きく膨らみました。しかし、景気後退の可能性は小さいと思われているようで、昨夜の米国株は上昇しました。

ロケット・ラボは、アルキメデス・エンジンの開発が順調に進んでいるというニュースもあって、+5.63% と大きく上昇しました。

保有資産の今週の週間利益は 2,650円で、4月26日以来 11週連続のプラスとなりました。年初来利益は 37,348円に達しました。下図には示していませんが、実際にはインデックスFTOPIX (1308)の分配金 2,109円 - 税金 20.315% =  1,609円 が加わるので、週間利益 4,259円、年初来利益 38,957 円になります。NISA 口座の場合は、分配金(配当金)の受取方法を比例配分方式にしていると無税になりますが、このブログでは NISA 口座を利用せずに特定口座を利用しているため、税金を支払う必要があります。


現在の保有資産は、次のとおりです(インデックスFTOPIXの分配金を含まず)。


米国では、高金利政策が続いています。インフレは鈍化し、雇用環境は引き締まってきました。FRB は景気後退に陥らないように配慮しながら、利下げ開始のタイミングを慎重に見極めようとしています。

市場の強気は、まだ続いています。しかし、AI バブルがいつまでも続くとは思えません。代わりに、見捨てられた中小型成長株が息を吹き返すかもしれません。夏相場は始まったばかりです。今年はどんな夏になるのか、楽しみです。

2024年7月5日金曜日

ETF分配金の権利落ち

今日、インデックスFTOPIX (1308) が ▼2.38% (72円安)の大幅安となりました。しかし、TOPIX は ▼0.49% の小幅安でした。連動するはずなのに 2% も違っています。びっくりですが、これは ETF 分配金の権利落ちのせいです。


株は、配当金を受け取ることができます。ETF には配当金はありませんが、代わりに「分配金」があります。ETF の決算期末日に受益者であれば、分配金を受け取ることができます。インデックスFTOPIX (1308) の決算期末日は 7月8日で、分配金は 1 口につき57円です。

ETF も株と同じように、受渡日は約定日の 2営業日後です。つまり、7月8日に受益者であるためには、2営業日前の 7月4日の大引け時点でこの ETF を保有している必要があります。5日になると、この ETF を持っていても7月8日の分配金を受け取る権利はありません。つまり、7月4日の価格には分配金の金額が上乗せされています。7月5日は権利落ちとなって、上乗せ分が剥げ落ちてしまうため、価格が下がることになります。

今日のインデックスFTOPIX (1308)は 72円安でしたが、分配金の 57円を加えると、-72 + 57 = -15 円で、これは前日終値比 ▼0.50%に相当します。今日の TOPIX が ▼0.49% だったので、両者は間違いなく連動しています。

インデックスFTOPIX (1308)の価格が権利落ちで大幅に下がったため、保有資産もその分減少しました。


保有資産は、見かけ上減少しましたが、心配無用です。後日(基準日から約40日後)に分配金が入金されるので、その時点で保有資産は、57円 × 37口 = 2,109円 増加します。

さて、今夜は重要なイベントがあります。6月の米雇用統計の発表です。
雇用環境が一段と引き締まり、9月利下げ開始の可能性が高まるのではないかというのが市場の共通認識ですが、果たしてどうなるでしょうか。
アルキメデスエンジン開発の進捗状況を報告したロケット・ラボの株価も気になります。上がってほしいとも思うし、次回 10日の買い付けでは安く買いたいとも思うし、複雑な気持ちです。

2024年7月4日木曜日

明日はロケット・ラボに注目

日経と TOPIX が終値で史上最高値を更新しました。日米とも、強い動きです。


ロケット・ラボの CEO、ピーター・ベックが X で、アルキメデス・エンジンのスピン・プライム・テストが完了し、得られたデータに問題がなかったことを発表しました。


スピン・プライム・テストとは、ロケット・エンジンの燃焼室に燃料を送り込むためのターボポンプを外部の高圧ガスで回転させ(スピン)、燃料を燃焼室に送り込む(プライム)テストなんだそうです(聞きかじり)。燃料に点火せずに様々な条件で燃料の流れをテストした後、実際に燃料に点火する燃焼試験が行われます。

アルキメデス・エンジンの開発に成功すれば、新しいニュートロン・ロケットの初打ち上げが見えてきます。株価の大幅な上昇も期待できます。早く、燃焼試験成功のニュースが聞きたいです。

今日は独立記念日で米国市場は休みです。明日 5日には、米雇用統計の結果が発表されます。アルキメデス・エンジンの開発が順調に進んでいるというニュースで、ロケット・ラボの株価がどう動くかにも、わくわく、どきどきです。

2024年7月3日水曜日

市場の強気が継続

昨夜の米国株は、RUSSELL 2000 を含めてすべての指数が上昇しました。
今日の日本株もグロース 250 を含めてすべての指数が上昇しました。



市場の強気は、まだ続いています。
ドル円は 161円80銭台に達しました。
そろそろ為替介入があるかもしれませんが、まさか米国の独立記念日にやるなんてことはないでしょう。とすれば、5日の雇用統計の発表後に、もしドル円が 2 円ほど急騰したら、やってくるかもしれないです。

2024年7月2日火曜日

NASDAQ ↑ RUSSELL ↓

今年上半期が終了し、昨日から下半期の相場が始まりました。
昨夜、NASDAQ (ナスダック)は +0.83% 上昇し、RUSSELL (ラッセル)は ▼0.84% 下落しました。

NASDAQ と呼ばれるのは一般的に、米国の新興企業向けの株式市場の時価総額上位 100 社で構成される NASDAQ 100 指数を指します。これには、アップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、メタ、テスラ、エヌビディアなど世界を代表するビッグ・テックが含まれています。

RUSSELL は、米国を代表する中小型株指数で、米国の株式市場に上場している銘柄の時価総額上位 1001位から3000位までの 2000銘柄で構成される RUSSELL 2000 が有名です。

昨夜の両指数の値動きは、中小型銘柄からビッグ・テックへの資金移動を示しています。投資資金がビッグ・テックに吸い寄せられている現象は、finviz のヒートマップでも確認できます。


時価総額の大きい巨大銘柄が上昇し、その他の銘柄の多くが下落しています。
これは、今年上期に何度も見られた光景です。

昨夜、米長期金利は +1.48% 上昇して 4.46% に達しました。この影響で、金利上昇に弱いとされる中小銘柄から資金が抜け、金利上昇に強いとされる巨大銘柄に流れました。ロケット・ラボは ▼5.42% の大幅下落でした。ドル円も上昇し、現在 161円半ばに達しています。

今週末に 6月の米雇用統計が発表されます。発表に向けて、ビッグ・テックと中小型銘柄の間の綱引きが熱を帯びてきます。多分に投機的な動きです。今後の大きな流れは、利下げ開始の時期と利下げのスピードで決まりますが、ロケット・ラボは経済環境に関係なく、自力で伸びていける銘柄です。経済環境による上げ下げは、あまり気にする必要はありません。

さて、今日の日本株ですが、昨夜の米国市場の流れを引き継いで、大型中心の TOPIX は +1.09% と上昇し、中小型中心の グロース250 は ▼0.41% と低迷しました。

保有資産は、ロケット・ラボが大きく減少したものの、その他の 3銘柄が上昇した結果、全体では横ばいでした。


今週は、7月4日が米国独立記念日、翌5日が雇用統計。その結果によっては、株価が大きく動く可能性があります。ロケット・ラボが下がれば、買い増すチャンスになります。安く買いたい人は、さらに下がってほしいと思っていることでしょう。