昨夜は、ダウが終値で 4万ドルの史上最高値を突破しました。
米国株の絶好調が続いています。
ロケット・ラボは +0.24% と小動きでした。
ドル円は 155.68 円で、円高に転換する気配はありません。
保有資産の含み益は 12,306 円になりました。
週間利益は 3,675円で、4週連続のプラスでした。
米国の政策金利は、昨年7月25-26日に開催されたFOMCで 5.25%~5.50%に引き上げられた後、現在もその状態が続いています。金利の引き上げによって景気を鈍化させ、物価の高騰を抑え込もうとしたのですが、いつまでたっても米国景気が鈍化する気配はありません。
米国がインフレを抑え込むために利上げを開始したのは 2022年3月です。それ以降、2023年初頭にかけて、株価は乱高下しました。2023年の年初には、米国経済は景気後退に陥るという声が大多数でした。しかし、米国経済は強く、景気後退の兆候は見られませんでした。
2023年の秋以降、米国の景気後退論が再び優勢になり、FRBが否定しているにもかかわらず、2024年に6回の利下げが行われることを織り込む動きが広がりました。しかし、景気後退の兆候は見られず、逆に、利上げの可能性も取り立たされるようになりました。
米国景気がなぜこれほど強いのか、経済の専門家たちが議論を重ねていますが、明確な理由はわかっていません。ただし、高金利が経済に悪影響を与えないはずはなく、最も弱い部分ですでに何らかの影響が出ている可能性があります。
AI ブームで市場が活況を呈する一方で、消費者がコロナ給付金を使い切り、クレジットの延滞率が上昇しているとか、小売売上高が頭打ちになっているとか、今後失業率が上昇しそうだとか、様々な点に注目が集まるようになってきています。
株式市場で、一部の大手ハイテク銘柄のみが大きく上がり、小型グロース銘柄が取り残されている現状は、高金利によって顕在化した市場の2極化を明確に示しています。
FRBが、いつ利下げを開始するのは、まったくわかりません。当局者自身もよくわかっていないようで、利下げ開始はデータ次第だと言い続けています。先行きが不透明なときは、動いた方に付いていく。これが、今後重要になってきますが、株価がどちらに大きく動くかわからないので、現金を厚くして、両方への動きに備える必要があります。
さて、次回の買い付けですが、次のように行いたいと思います。
強すぎる S&P が気になります。史上最高値で買うことになりますが、こんなところで買っても、さらに上がるのが米国株です。米国の経済成長力を信じて、淡々と買い進めたいと思います。