2024年5月31日金曜日

週間利益がほぼゼロに回復

今日の日本株は大きく反発しました。TOPIX は +1.70% の大幅高でした。
週間利益は 107円のマイナスと、ほぼゼロまで回復しました。


今週の最終成績は、今夜のロケット・ラボ次第です。

明日、日本時間の 12:00 にロケット・ラボのロケット打ち上げが予定されています。前回の打ち上げから、わずか 1週間です。打ち上げ頻度が上がってくれば、いずれは株価に反映されると思います。

ロケット・ラボの配分比が 15.3% になりました。株価が下がると、さらに買い増すことができます。今夜発表される米 PCE デフレータの結果によっては、米国株が大きく動くかもしれませんが、上がっても歓迎、下がっても歓迎です。

2024年5月30日木曜日

米金利急騰で株が全面安

昨夜、米長期金利が 4.6%台に急騰し、S&P が ▼0.73% となるなど、米国株が全面安となりました。


ロケット・ラボも ▼4.78% の大幅下落となりました。米株下落の影響で、今日の日本株は安く始まりました。売り一巡後は少し値を戻しましたが、TOPIX の終値は ▼0.56% と下落しました。ドル円は 156.8 円を割れるなど、為替は円高に動いています。

日米だけでなく、インド株も ▼1.19% と下落したので、保有資産の含み益が減少。次のようになりました。


2019年暮れに中国武漢で発生した新型コロナウイルスは、瞬く間に感染拡大し、その影響で世界中の経済活動が停滞しました。人が出歩かなくなり、飲食、宿泊、娯楽などのサービスも提供できなくなりました。消費者は給付金を受け取りました。モノやサービスの量が減少し、カネの量が増えたわけですから、必然的に物価が高騰しました。

米国の中央銀行にあたる FRB は、物価の高騰、つまりインフレを抑え込むために、2022年3月に利上げを開始しました。以来、2年以上になりますが、まだインフレとの戦いが続いています。

FRB は物価上昇率をインフレ目標値である年率 2% 付近まで低下させたいと考えています。米国の 2022年6月の消費者物価指数(CPI)上昇率は 9.1% に達しました。その後、徐々に低下し、5月15日に発表された4月の米 CPI 上昇率は 3.4 でした。下がったとはいえ、目標値の 2% に比べるとまだ高いので、FRB は「利下げを急ぐ必要はない」としています。

FRB は、CPI よりも PCE を重視して政策を決定します。PCE とは個人消費支出のことで、消費者がモノやサービスにいくら使ったかを表す指標です。CPI はモノやサービスがいくらで売られているかを表す指数で、消費者がそれらを実際に購入したかどうかは関係ありません。一方、PCE には消費者が実際に購入したモノやサービスの価格が反映されるので、より生活実態に近く、FRB はインフレ目標を PCE をベースに設定しています。

4月の米 PCE は、日本時間の 5月31日21時30分に発表されます。期待どおりに低下していればよいですが、期待が裏切られた場合は、金利上昇、ドル上昇、株価下落に賭ける取り引きが勢いづきます。昨夜の米株の動きを見ると、既にその前哨戦が始まっているようです。

インフレ指標は、強弱入り混じり、一進一退の状況が続いていますが、インフレはいずれ収まり、利下げが始まり、中小型成長株の上昇が始まります。それまでは、ひたすら忍耐強く待たなければなりません。

株を始めた人が必ず学ばなければならないこと、それは「忍耐」です。

2024年5月29日水曜日

オルカンのデメリット

オルカンとは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) という投資信託のことです。全世界の株価と連動するように設計されているので、株の知識がゼロでも、平均的な投資収益が得られます。このため、新NISAで最も人気の投資信託となっています。

オルカンには、次の 2つのデメリットがあります。
  1. 平均以上の成績を上げられない
  2. 永久に投資の知識が身に付かない
全世界に投資家が100人いたとします。オルカンを買った投資家は、他に何の努力をしなくても、50番目くらいの投資成績を収めることができます。トップにはなれませんが、ビリにもなりません。

まったく勉強しなくても、偏差値50の成績が取れます。
この成績で満足できる人は、オルカン一択投資が向いています。
株の知識がなくても、世界の経済成長の果実を分けてもらえます。
でも、何の勉強もしないのですから、永久に株の知識は身に付きません。

平均点で満足できない人は、それぞれの投資知識や投資経験に応じて、各種 ETF や個別株を買うことになります。この場合、オルカンより良い成績を収めることができるかもしれませんが、オルカンより悪い成績に終わる可能性もあります。

ETF はオルカンより少しリスクが高く、個別株はETFよりもリスクが高いです。それぞれの投資対象のリスクを考慮しながら、最大のリターンを得るために投資対象を組み合わせたものがポートフォリオです。資金をうまく運用するには、知識と経験が必要です。

このブログは、投資の知識と経験を積むための入門書です。3つの ETF と 1 つの個別株を組み合わせたポートフォリオからスタートしています。オルカンより少しリスクは高いですが、安全性は確保しているつもりです。株式投資の面白さを味わいながら、自分の目標を達成するための投資戦略を設計できるだけの知識を身に付ける。それが、このブログの狙いです。 

2024年5月25日土曜日

週間利益は 1,817円のプラス

昨夜のロケット・ラボは ▼0.24% と小動きで、プラスの含み益を保つことができました。


今週も米国の金利動向に一喜一憂する相場でした。AI 関連の大手ハイテク銘柄に資金が集中し、小型グロース銘柄が著しく過小評価されたまま放置される状況が続きました。全体的には高値を維持しており、大崩れする気配はありません。

インドでは、今、下院の総選挙が行われています。4月19日以降、地域別に 7回に分けて投票が行われ、6月4日に開票されます。モディ政権にとっては 3回目の総選挙です。インド株を買っているので、選挙結果や選挙後の経済運営に注目したいです。今のところ、インド株は日本株以上に調子良く上がっています。今後も、この勢いが続いてほしいものです。

週間利益は、1,817円でした。週間利益のプラスは 5週連続です。
これにより、年初来の累計利益は 14,213円になりました。


4月に小さな調整があり資産が少し減少しましたが、その後は順調に資産が増えています。5月に米国が景気後退に陥るかもしれないと心配しましたが、今のところ、その心配は杞憂に終わっています。

しかし、米国の経済指標には、景気の弱さを示す数字が徐々に増えつつあります。特に、個人消費は物価高の影響で弱含んでいます。雇用環境も引き締まりつつあります。それらのデータに投資家が注目するようになれば、米国景気の弱さが株価に反映されることになるかもしれません。

今のところ、日米インド+ハイリスク銘柄 というポートフォリオはうまく機能しています。景気後退が発生し、株価が大きく調整したときにも、うまく機能するかどうか、、、いずれわかります。

2024年5月24日金曜日

利下げ期待が遠のく

4月の米総合購買担当者景気指数(PMI)が強い数字となったことで、利下げ期待が遠のきました。これによって長期金利が上昇し、米国株が下がりました。今日の日本株も下落し、ドル円は 157円台に上昇しました。

現在の保有資産は次のようになりました。


ロケット・ラボは、かろうじて含み益プラスを保っていますが、わずか 2.4% の含み益では、今夜一夜で吹っ飛ぶかもしれません。米国のインフレが収まるまでは、落ち着かない状態が続きそうです。

2024年5月22日水曜日

TOPIX のみが下落

今日は、TOPIX が ▼0.77% の下落となりました。
米長期金利は 4.437% で横ばい、ドル円も 156円台前半で横ばいです。

昨夜の米S&P は +0.25%、ロケット・ラボは +1.36% と堅調でした。
今日のインド Nifty も +0.11% と上昇しました。

保有資産のうち、TOPIX 以外のすべてが上昇しました。 
TOPIX のみが下落したのは、ドル円の天井を示唆しているのかもしれません。
今後は、日本株に円安の追い風は期待できないと思ったほうが良さそうです。

保有資産は、次のようになりました。


ロケット・ラボも、含み益の増加に貢献してくれるようになりました。
TOPIX のパフォーマンスが最も悪くなりましたが、日本が完全にデフレ経済から脱却すれば、日本株も長期的に上昇するはずです。日本株も米S&Pのように、貯蓄の代わりになるような安全な投資対象になってほしいものです。

2024年5月20日月曜日

RKLB の購入を4株に変更

今日の TOPIX は寄底から一気に上昇し、終値は前週末比 +0.82% 高となりました。
インド Nifty は +0.77% の上昇と、こちらも調子良かったです。
ドル円は 155円代後半で膠着しています。
これといった材料もなく、市場は落ち着いています。

保有資産は順調に増加し、含み益は 1万4000円を超えました。


TOPIX、S&P、インド株がそろって上昇したので、ロケット・ラボの配分比が少し下がりました。当初は、ロケット・ラボを3株購入する予定でしたが、今の株価なら 4株買っても配分比は上限の15%を上回らなさそうです。


ロケット・ラボは、業績の成長ぶりに対して、株価が著しく過小評価されていると思います。今の株価で買っておけば将来必ず報われると信じて、今夜 4株購入することにします。以前の 3株の注文を取り消し、4株の成行注文に変更しました。


利下げが行われなくても、ロケット・ラボには自力で株価を押し上げる力があると私は思っています。だから買います。だからと言って、このブログでロケット・ラボの購入を推奨しているわけではありません。株価の上がり下がりは、誰にも予想できません。買いたいと思う人、売りたいと思う人、その両方がいて売買が成り立ちます。買いにも売りにも、そう思うだけの理由があります。何を信じるかは自分次第です。誰も正解を知らないし、誰も正解を教えてはくれません。

2024年5月19日日曜日

20日の買い付け予定

明日の寄り付きで執行されるように、下記のとおり成行注文しました。


米国の物価上昇率は依然として高く、FRB 内では金利引下げ慎重論が優勢のようです。
米国の景気は良好です。景気後退に陥る兆しはありません。
投資家は強気で、米国大型銘柄の株価は史上最高値に達しています。
ドル円も 155.7円と再び円安が進んでいます。

年初来、同じ状況が続いています。
高金利なのに米国経済は鈍化せず、物価高がなかなか収まりません。FRB は、物価高が収まると確信できるまでは利下げしないと宣言しているので、早期の利下げは望み薄です。なので、10日ごとの買い付けも、これまでと同じように行います。ロケット・ラボが急騰するのは、もう少し先になりそうです。

2024年5月18日土曜日

週間利益が4週連続プラス

昨夜は、ダウが終値で 4万ドルの史上最高値を突破しました。
米国株の絶好調が続いています。
ロケット・ラボは +0.24% と小動きでした。
ドル円は 155.68 円で、円高に転換する気配はありません。

保有資産の含み益は 12,306 円になりました。



週間利益は 3,675円で、4週連続のプラスでした。


米国の政策金利は、昨年7月25-26日に開催されたFOMCで 5.25%~5.50%に引き上げられた後、現在もその状態が続いています。金利の引き上げによって景気を鈍化させ、物価の高騰を抑え込もうとしたのですが、いつまでたっても米国景気が鈍化する気配はありません。

米国がインフレを抑え込むために利上げを開始したのは 2022年3月です。それ以降、2023年初頭にかけて、株価は乱高下しました。2023年の年初には、米国経済は景気後退に陥るという声が大多数でした。しかし、米国経済は強く、景気後退の兆候は見られませんでした。

2023年の秋以降、米国の景気後退論が再び優勢になり、FRBが否定しているにもかかわらず、2024年に6回の利下げが行われることを織り込む動きが広がりました。しかし、景気後退の兆候は見られず、逆に、利上げの可能性も取り立たされるようになりました。

米国景気がなぜこれほど強いのか、経済の専門家たちが議論を重ねていますが、明確な理由はわかっていません。ただし、高金利が経済に悪影響を与えないはずはなく、最も弱い部分ですでに何らかの影響が出ている可能性があります。

AI ブームで市場が活況を呈する一方で、消費者がコロナ給付金を使い切り、クレジットの延滞率が上昇しているとか、小売売上高が頭打ちになっているとか、今後失業率が上昇しそうだとか、様々な点に注目が集まるようになってきています。

株式市場で、一部の大手ハイテク銘柄のみが大きく上がり、小型グロース銘柄が取り残されている現状は、高金利によって顕在化した市場の2極化を明確に示しています。

FRBが、いつ利下げを開始するのは、まったくわかりません。当局者自身もよくわかっていないようで、利下げ開始はデータ次第だと言い続けています。先行きが不透明なときは、動いた方に付いていく。これが、今後重要になってきますが、株価がどちらに大きく動くかわからないので、現金を厚くして、両方への動きに備える必要があります。

さて、次回の買い付けですが、次のように行いたいと思います。


強すぎる S&P が気になります。史上最高値で買うことになりますが、こんなところで買っても、さらに上がるのが米国株です。米国の経済成長力を信じて、淡々と買い進めたいと思います。

2024年5月17日金曜日

利下げ急がずとの声が増加

米 CPI は弱い数字が出ましたが、事前に上がりすぎていたロケット・ラボは売られました。ただし、米国の大型株は強く、ダウは節目の史上最高値 4万ドルを上回る場面がありました。

現在、保有資産の含み益は 1万2,170円。週間利益は 3,539 円です。



米国では、CPI が鈍化したにもかかわらず、利下げを急ぐべきではないという意見が再び増えてきました。利下げが期待できないとなると、ロケット・ラボにとっては辛抱の時期がもうしばらく続くことになります。

今のところ、ロケット・ラボは、含み益プラスで踏みとどまっています。しかし、配分比は上限の 15% に達しています。下がれば安く買い増すことができるので、それもまた良しです。次の買い付けは 20日に行います。買い付け予定は、次のとおりです。


ロケット・ラボが開発中の新型ロケット「ニュートロン」のエンジンテストが近日中に始まります。開発が進むにつれて、株価の上昇が期待されます。

2024年5月15日水曜日

ロケット・ラボが +9.2%

昨夜のロケット・ラボは、急騰後に急落することなく、急騰したまま引けにかけても強いままでした。+9.2% の上昇で、終値は 4.56ドルに達しました。今夜の米消費者物価指数(CPI)が弱いことを見越した短期筋の見切り発車です。一昨夜から、なんとも荒っぽい値動きです。


ポートフォリオは、大きくプラスになりました。含み益は 1万円を大きく超えました。


ロケット・ラボの 4.5ドルを超える株価が維持できるかどうかは、今夜9時30分に発表される米 CPI の結果にかかっています。弱い結果が予想されていますが、さて、どうなるか、注目です。

2024年5月14日火曜日

ロケット・ラボが急騰急落

米国の利下げをめぐる思惑から、ロケット・ラボの株価が乱高下しています。
昨夜も、前日終値比 +1.22% の 4.16ドルで始まったかと思ったら、1 時間足らずの間に +8.52% の 4.46ドルまで上昇し、その後はひたすら売られて上昇分をすべて失い、始値と同じ 4.16ドルで引けました。


急騰を見て大喜びで寝たのですが、ヌカ喜びでした。しかし、前日終値比プラスで引けたことと、ドル円が 156円台まで円安が進んだことで、ロケット・ラボの円換算含み益が再びプラスになりました。


現金の内訳がわかるように、表を改善してみました(為替換算で端数が生じるため、1 円未満の誤差が発生しています)。

市場の注目は、15日に発表される4月の米国消費者物価(CPI)です。CPI の上昇率が期待どおりに減速していないと株価は下がり、期待以上に減速していると株価は上昇します。その行方をめぐって売り方と買い方がぶつかりあい、ロケット・ラボのような小型グロース株が急騰急落します。

米CPIは、日本時間15日午後9:30に発表されます。結果によっては、為替や株価が大きく動く可能性がありますが、このブログで行っているような長期分散投資の場合は、上がれば単純に嬉しいし、下がれば安く買えるので嬉しい、、、どちらも歓迎です。

2024年5月11日土曜日

夏場にかけての波乱に注意

昨夜、米国の3指数(DOW、S&P、NASDAQ)は上昇しましたが、利下げ後退懸念から金利が上昇したためにロケット・ラボが ▼3.52% と売られました。


ロケット・ラボが含み益のまま週を終えられるかと期待しましたが、再び含み損になってしまいました。

それでも、保有資産全体の今週の週間利益は 2,592円、累計利益は 8,631円となり過去最高を更新しました。


米国では、利下げがあるのか、ないのかについての議論が延々と行われています。当局者や有識者の発言が伝わるたびに、株価が上がったり下がったりしています。特に、ロケット・ラボのような赤字の小規模なグロース銘柄はその影響を強く受け、株価が乱高下しています。

金利の先行きに加えて、今後は米国の景気後退が意識される可能性が高いです。夏場にかけての波乱に注意する必要がありそうです。

2024年5月10日金曜日

米国景気減速の可能性

昨夜から今朝にかけて、予定どおりに買い付けました。


昨夜のロケット・ラボ(RKLB)は、前日終値比 +3.90% 上昇し、4.26ドルで引けました。4月16日の取引時間中に記録した上場来最安値の 3.47ドルに比べると +22.8% の上昇で、株価は順調に回復しています。今後、米国で利下げ観測が強まれば、さらに上昇するはずです。このブログでは、同社株を 3ドル台でしっかりと買っているので、今後は利益の増加に貢献してくれるのではないかと思います。

昨夜の S&P は +0.51%の上昇でした。米国株は史上最高値に迫っています。米国で失業保険の申請件数が予想以上に増加し、これによって「景気減速 → 利下げ」の思惑が膨らみ、米国株の上昇につながりました。しかし、この思惑で株価が上昇するのは不自然です。利下げをしなければならないほど景気が減速したら、普通、株価は下落するはずです。

今日の日本株は、強い米国株の流れを受けて高く始まりましたが、利益確定売りに押されて勢いを失い、TOPIX は +0.54% の上昇にとどまりました。TOPIX も史上最高値に迫っています。

インド株は、今年に入ってから上値が重く、荒い上下動を繰り返しています。外国人投資家の売りが継続しているようです。

TOPIX、S&P、インド株、RKLB で構成されるこのブログのポートフォリオは、現在、次のようになっています。


含み損だった RKLB が含み益に転換しました。保有資産全体の含み益は 1 万円に迫っています。ここまでは、順調な推移です。「ISS&P500米国株 (1655)」の含み益が 7.3% で、これまでの順調な推移は S&P に負うところが大きいです。

無敵に思える S&P ですが、永久に崩れないということはありません。米国の失業保険申請件数が増加していたり、米国企業の景況感が悪くなっていたりと、米国の景気減速を示唆するデータが徐々に増えてきています。多くの投資家が、米国の景気後退を意識し始めると、S&P が大きく調整する可能性もあります。

もっとも、このブログの現金比率は 79.3% で、米国株が大崩れすれば米国株を安く買う大チャンスになります。大崩れするか、しないかはわからないので、どちらかに大きく賭けるようなことはしません。どちらになっても良いように、守りを固めておきます。

2024年5月9日木曜日

明日の買い付け予定

昨夜、ロケット・ラボが +3.27% と上昇し、4.10ドルになりました。平均取得単価が 4.27ドルなので、もう少しで含み損が解消します。


ロケット・ラボの評価額が 32,581円に増加したので、保有資産に占める同社株の配分比が 15.3% とハイリスク資産の上限の 15% を超えてしまいました(このブログでは、リスク管理の観点から、ハイリスク資産は15%を超えて購入しないことと定めています)。


しかし、ロケット・ラボの現在の株価は、二度とない特売価格に思えます。少しでも多く買いたいので、明日の買い付けでインデックスFTOPIX (1308)を 3口購入することとし、今夜、ロケット・ラボを 3株購入することにします。購入後の予想配分比は、次のようになります。


ロケット・ラボの今の株価は、上がればハッピー、下がればラッキー(安く買える)という感じです。下がるようなら、4株購入するかもしれません。

2024年5月8日水曜日

ロケット・ラボが暴落を拒否

決算発表を受けて、昨夜のロケット・ラボは取引開始と同時に大きく売られ、取引開始から30分で前日比 ▼9.85%の大幅下落となりました。しかし、その後は買いが優勢となり、終値では ▼2.22% のマイナスまで盛り返しました。最初はどうなることかと思いましたが、結果を見てホッと一息です。さすが、ハイリスク銘柄です。


新型ロケット「ニュートロン」開発の遅れは、すでに株価に織り込まれました。今後、エンジンテストで良好なニュースが出てくれば、株価は順調に上昇することでしょう。

今日の日本株は、これという理由もなく下がりました。TOPIX は▼1.33% の下落でした。保有資産は次のようになりました。


ポートフォリオのバランスは良好です。利益率は「ISS&P500米国株」が +6.9% で絶好調です。ロケット・ラボは ▼4.4% ですが、今年後半から来年にかけて上昇が期待できます。インド株は徐々に上昇しています。長期的に保有していると、米国株が崩れたときに役に立ちそうです。

米国の景気が今の高金利にどこまで耐えられるかはわかりません。何かのきっかけで大崩れする可能性も捨てきれません。現金比率は 81.3% と、まだ極めて高いですが、もうしばらく、今の 10日ごとの買い付けペースを維持することにします。

2024年5月7日火曜日

ロケット・ラボが決算発表

米国では利下げ期待が再び膨らんで、株価が上昇しました。それを受けて今日の日本株も上昇し、保有資産の含み益は 7,581円に拡大しました。


今朝、ロケット・ラボの2024年第1四半期の決算が発表されました。それによると、売上高は前年同期比 69%増の9,276万ドルと大きく増加しました。ただし、同日、開発中の新型ロケット「ニュートロン」の初打ち上げが2025年半ば以降に延期されることが発表されました。短期的には、売上の増加を評価するのか、ニュートロンの開発の遅れにガッカリするのか、今夜の株価の動きに注目です。長期的には、半年程度の開発の遅れは許容範囲で、何の問題もありません。

ロケット・ラボの株価の評価額が上昇してきたために、配分比が上限の 15.0%に達しました。しかし、現在の株価が変わらなければ、次回 10日の買い付けでは 4株購入することが可能です。購入後の配分比も、ギリギリ 15.0%の見込みです。

2024年5月4日土曜日

利益が過去最高を更新

日本が GW で休んでいるときも米国は動いています。

4月30日~5月1日に FOMC が開催され、政策金利の目標誘導レンジを 5.25~5.50% に据え置くことが決定されました。市場は、利上げが示唆されるのではないかと身構えていましたが、思ったほどタカ派ではなかったため、株価は上昇しました。

5月3日には米国の4月の雇用統計が発表されました。非農業部門雇用者数は 17.5万人増で、市場予想の 24万人増を下回りました。平均時給は前年同月比3.9%増で 21年6月以来の小幅増となりました。
労働者の逼迫状況が緩んだこと、およびインフレの原因となる平均時給の伸びが抑えられたことで、利下げ開始時期が大きく遅れないのではないかという思惑が広がり、株価は大きく上昇しました。

ロケット・ラボは 4月16日に3.47ドルの上場来最安値を記録しましたが、その後は持ち直し、5月3日の終値は 4.00ドルまで回復しました。5月6日(日本時間5月7日早朝)に予定されている決算発表で好材料が出てくれば、さらなる上昇が期待できます。

一方、日銀の為替介入によって大きく円高に振れていますが、日米金利差が開いたままなので、円高は長続きしないとみられています。円安になれば、外国資産の円評価額が増えるので、投資の観点からは円安歓迎です。

現在の保有資産は次のようになりました。


今週の利益は 1,237円のプラスでした。その結果、利益(含み益+配当)は 6,129円に増え、過去最高を更新しました。


4月1日から19日にかけての調整局面から脱した米国市場は、落ち着きを取り戻しつつあります。米国の利下げ開始は、今後発表される経済データ次第です。差し当たって、5月15日に発表される米消費者物価指数(CPI)が次の注目点です。

2024年5月3日金曜日

4月は 1,068円のプラス

4月の月間の値動きは、日本のTOPIX ▼0.9%、米国の S&P +0.8%、インド Nifty ▼0.02、ロケット・ラボ +2.39% と小動きでした。 このブログの保有資産は、月間で 1,068 円のプラスでした。

5月1日に、いつもどおりに買い付けを行いました。


GW 中にドル円が再び急低下しました。日銀が連続介入したようです。
円高になると、ISS&P500米国株 (1655)、NFインド株 (1678)、ロケット・ラボ (RKLB)などの外国資産の円換算額が減少します。日銀の為替介入で円安に歯止めがかかるかどうか注目です。