昨夜の米国 S&P は +1.23% と上昇し、終値ベースでついに史上最高値を更新しました。
S&P に連動する手持ちの ISS&P500米国株 (1655) も上昇しています。
日本の TOPIX も最高値圏です。
年初から始めて、今のところ調子良く進んでいます。
現在の手持ち資産は、次のとおりです(拡大するには表をクリック)。
ポートフォリオは、次のとおりです。このブログでは、為替の影響を受ける ISS&P500米国株 (1655) を外国株に分類しています。
投資を開始してから、まだ20日程度なのに、利益率は日本株が +5.29%、外国株が +4.56% です。この調子が 1 年間続けば軽く 2 倍を超えますが、いくら何でもそんなことにはなりません。今は高値を更新し続けていますが、いずれは下落します。
目先の小さな上がり下がりは気にせず、株価が大きく下落する兆候が現れるまでは、今の買付ペースを守りながら投資を続けましょう。とはいえ、S&P や TOPIX を買うだけでは面白味に欠けます。
S&P や TOPIX は、すでに実績のある米国や日本の大手企業を含む ETF です。安全かつ堅実に資産を増やすことができます。しかし、まだ実績のない新興企業は、これらの ETF には含まれません。
まだ実績はないものの急成長が期待される新興企業に投資し、その成長を見守るのは、投資の楽しみの 1 つです。そんな楽しみを体験するために、次回の買い付けでは、2 つの ETF 以外に個別銘柄も買ってみたいと思います。
将来有望な企業を見つけるには、広く情報を集め、今後の成長分野を見定め、その中から成長力のある企業を見出さなければなりません。AI が伸びると思ったら、AI 業界のことを徹底的に調べ、その業界に精通する必要があります。いくら評判が良くても、中身をよく知らない業界や、何をやっているのかよくわからない会社の株は、絶対に買わないでください。
なぜ、その会社の株を買ったのかと人に問われたら、一晩中でも熱く語れるだけの知識と情熱があって、始めて個別株を買うことができます。それでも、実績のない企業の株はハイリスクです。特に、赤字会社の株は危険です。
実績のある企業は、すでに S&P や TOPIX に含まれているので、あまり買う意味がありません。成長企業の持ち株比率を高めたいときは、個別企業の株を買うのではなく、構成銘柄で成長企業の比率の高い ETF の購入を検討してください。ETF は効率的に分散できるので、個別株よりも安全です。
S&P や TOPIX に連動する ETF とは違って、個別銘柄の株価は非常に大きく上下します。実績のない新興企業の場合、簡単に倒産してしまい、買った株が紙くずになってしまう可能性もあります。なので、買うにしても、ほんの少しです。
このブログでは、ハイリスク銘柄の購入上限をポートフォリオの 15% とすることにします。ざっくりと計算して、このブログのポートフォリオの現金を除く現在の資産総額は約 2 万円なので、今回のハイリスク銘柄の購入金額は 3,000 円程度です。
3,000 円で買える株を探してみましょう。日本株は原則として 100 株単位でしか買えませんが、証券会社によっては単元未満株取引といって、1 株単位の取引に対応しているところもあります。米国株は 1 株から買えます。ドルを持っていなくても、円で買うことができます。
このブログでは、一例として米国の Rocket Lab という会社の株を買うことにします。ただし、購入するかどうかは自己判断で行ってください。私は、この会社は有望だと思っていますが、どのような結果になっても責任は負いません。投資は常に自己責任です。Rocket Lab を買うも良し、他の銘柄を買うも良し、どの銘柄も買わないのも良しです。
Rocket Lab (RKLB) の株価は、現在 4.86 ドルです。ドル円は 148.14 円です。円換算すると 1 株 約 720円なので、予算 3,000 円だと 4 株買えます。
銘柄名の後ろのカッコ内が数字ではなくアルファベットです。日本の銘柄コードは数字ですが、米国では「ティッカー」と呼ばれるアルファベットのコードが使用されます。
RKLB は、これから急成長が期待される企業です。ロケットの打ち上げと人工衛星の製造を行っています。CEO のピーター・ベックは、ニュージーランド人です。大学は出ていません。独学でロケット工学を学びました。大学を出ていないという理由で NASA に就職することはできませんでした。それで、自分で企業を作りました。現在、Neutron という新しいロケットを開発中です。開発費が負担になって、赤字の状態が続いています。つまり、要注意の会社です。
宇宙業界はイーロン・マスクの SpaceX が市場を独占しています。SpaceX に挑戦できる有力な企業の 1 つが Rocket Lab です。有望な企業ですが、SpaceX に捻り潰されてしまう可能性もあります。買うか、買わないかは自分で判断してください。
これで、22日の購入計画が決まりました。いつもどおり 2 つの ETF を買いますが、それに加えて米国の RKLB も購入します。
インデックスFTOPIX (1308) -- 2 口
ISS&P500米国株 (1655) -- 10 口
Rocket Lab (RKLB) -- 4 株
インデックスFTOPIX (1308) と ISS&P500米国株 (1655) は、いつもどおり成行注文します。Rocket Lab (RKLB) は値動きが激しく、成行だと想定外の高値で買ってしまう危険性があります。なので、指値注文します。
RKLB の昨夜の終値が 4.86ドルなので、ほんの少し下がることを期待して 4.80 ドルで指値してみましょう。スルスルと上がってしまって買えないかもしれません。または、もっと下がって、高値で買ってしまったということになるかもしれません。
しかし、それはそれで仕方ありません。それに、この指値注文が執行されるのは、日本時間の 22日(月)23時30分です。執行前なら、いつでも注文価格を変更できます。
アナリストの多くは、この会社を買い推奨しています。目標株価は 8 ドル台で、急成長することが期待されています。4 ドル台で買えたら、安く買えたと喜びましょう。