1週間ごとの運用利益と累積利益をグラフにすると次のようになります。
3月11-15日の週に ▼2,349円のマイナスが発生し、その翌週に +4,318円と大きなプラスを記録していますが、これはロケット・ラボの乱高下が原因です。このブログでは、ハイリスク資産の比率を15%未満と定めていますが、それでも全体の運用成績に大きな影響が及んでいます。
利益の累計は、右肩上がりに推移しています。今のところ TOPIX や S&P が大きく下がることもなく、累積利益は順調に増えています。
年初から現在までの買付金額の平均値は 7万1068円、含み益は 5,810 円で、3か月間の利幅は 8.18% です。TOPIX と S&P の上昇をうまく取り込めたようです。これでロケット・ラボが上がってくれれば言う事なしですが、今の投資利回りが 1 年間続くと年率 32.72% になります。さすがに、この調子が 1 年間続くとは思えません。
1-3月は満足できる結果で着地しました。しかし、4-6月は波乱含みになりそうです。多くの投資家は米国の利下げが6月に始まると見込んでいますが、高金利が継続しているにもかかわらず米国経済は非常に好調で、利下げを行うとインフレが再燃しそうな気配です。
インフレの再燃を恐れて利下げが遅れると、ロケット・ラボのような新興企業の株価はいつまでも低迷したままです。万一、利下げが遅れて景気後退に陥ったりすると、好調な S&P や TOPIX をはじめ、あらゆる株が下落します。
このブログでは、利下げが遅れて景気後退に陥る可能性に備えて、極めてゆっくりと買い付けを行っています。4月分の積立金 2万5000円を加えて、現在の現金は 96万6771円、現金比率は 87.4% です。
4-6月に波乱が予想されるからと言って、行動を変えてはいけません。波乱の可能性があるというだけで、確実に波乱が起こるとは限らないので、4月1日にはいつもどおりに買い付けを行います。ロケット・ラボの株価は現在 4.11ドルと超バーゲン価格なので、少し多めに6株買いたいところですが、購入限度の15%に近づいてきているので、4株で我慢することにします。
波乱があれば、TOPIX や S&P を安く買えます。波乱がなくても、ゆっくりと何回にも分けて買うことで、高くもなく安くもない平均的な価格で買うことができます。今は、どちらでも歓迎という状態です。4-6月もこの調子で乗り切りましょう。