2024年3月30日土曜日

累積利益は順調に増加

投資を始めてから3か月。現在までの積立金は 107万5000円、含み益は 5,810 円、ISS&P500米国株 (1655)の配当金が 102円、配当金に対する税金が 11円です。

1週間ごとの運用利益と累積利益をグラフにすると次のようになります。


3月11-15日の週に ▼2,349円のマイナスが発生し、その翌週に +4,318円と大きなプラスを記録していますが、これはロケット・ラボの乱高下が原因です。このブログでは、ハイリスク資産の比率を15%未満と定めていますが、それでも全体の運用成績に大きな影響が及んでいます。

利益の累計は、右肩上がりに推移しています。今のところ TOPIX や S&P が大きく下がることもなく、累積利益は順調に増えています。

年初から現在までの買付金額の平均値は 7万1068円、含み益は 5,810 円で、3か月間の利幅は 8.18% です。TOPIX と S&P の上昇をうまく取り込めたようです。これでロケット・ラボが上がってくれれば言う事なしですが、今の投資利回りが 1 年間続くと年率 32.72% になります。さすがに、この調子が 1 年間続くとは思えません。

1-3月は満足できる結果で着地しました。しかし、4-6月は波乱含みになりそうです。多くの投資家は米国の利下げが6月に始まると見込んでいますが、高金利が継続しているにもかかわらず米国経済は非常に好調で、利下げを行うとインフレが再燃しそうな気配です。

インフレの再燃を恐れて利下げが遅れると、ロケット・ラボのような新興企業の株価はいつまでも低迷したままです。万一、利下げが遅れて景気後退に陥ったりすると、好調な S&P や TOPIX をはじめ、あらゆる株が下落します。

このブログでは、利下げが遅れて景気後退に陥る可能性に備えて、極めてゆっくりと買い付けを行っています。4月分の積立金 2万5000円を加えて、現在の現金は 96万6771円、現金比率は 87.4% です。



4-6月に波乱が予想されるからと言って、行動を変えてはいけません。波乱の可能性があるというだけで、確実に波乱が起こるとは限らないので、4月1日にはいつもどおりに買い付けを行います。ロケット・ラボの株価は現在 4.11ドルと超バーゲン価格なので、少し多めに6株買いたいところですが、購入限度の15%に近づいてきているので、4株で我慢することにします。

波乱があれば、TOPIX や S&P を安く買えます。波乱がなくても、ゆっくりと何回にも分けて買うことで、高くもなく安くもない平均的な価格で買うことができます。今は、どちらでも歓迎という状態です。4-6月もこの調子で乗り切りましょう。

2024年3月29日金曜日

PCE デフレータと CPI

今夜9時30分に米国のFRBが最も重要視するインフレ指標である個人消費支出(PCE)デフレータが発表されます。同じようなインフレ指標に米消費者物価指数(CPI)があります。CPIは同一商品の価格がどう変化したかを表す指標で、たとえばスターバックスのコーヒーが一年前に比べてどれだけ上がったかが調査されます。価格調査は、主に都市部で行われます。

一方、PCEは消費者が支払った金額の変化を表す指標で、消費者が高くなった商品から安い商品に乗り換えた場合、その変化も反映されます。たとえば、スターバックスのコーヒーが高くなたので、より安いコンビニコーヒーを飲むようになった場合、それらの価格が指数に反映されます。消費金額の調査は全国規模で行われます。

FRBは、CPIよりもPCEを重視して政策判断します。PCE の結果によっては為替が大きく動く可能性がありますが、欧米の市場は、今夜はGood Friday (イースターの前の聖金曜日)のため休場です。

米 PCE が無難な結果だった場合は、4月1日に次回の買い付けを行います。買付数量は、今のところ次のように考えています。


現在の保有資産は次のとおりです。


投資を始めてから3か月が経過しました。しっかりした相場が続いていますが、上がり続ける相場はありません。十分に警戒しながら、この相場についていきましょう。

2024年3月27日水曜日

高金利持続でも強い米国株

コロナ後に発生したインフレを抑えるために、米国は2022年3月に利上げを開始しました。当初の米国の金利は0.25%でしたが、11回にわたる利上げの結果、利上げが終了した2023年7月の金利は 5.5% に達しました。

以来、同じ状況が続いています。これだけ長く高金利が続けば、米国は景気後退に陥るだろうと多くの人が考えましたが、米国経済は現在も強さを保っています。米国の株価は上昇し続けています。その影響で日本の株価も過去最高値付近で推移しています。従来の常識では考えられないことです。

米国のインフレは少しずつ低下していますが、最近は下がり方が小さくなっています。インフレが収まり、インフレ目標の2%程度が見通せる状態になれば、利下げを行うことができます。利下げが行われれば、景気後退の心配はなくなります。しかし、利下げを急ぎすぎるとインフレが再燃する可能性があります。遅れると、景気が腰折れしてしまうかもしれません。米国の中央銀行である FRB は難しい判断を迫られています。

いつ、利下げが始まるのか。利下げ開始まで米国の経済は持ちこたえられるのか。この2つの問いに対する答えが得られないまま、株価は最高値を維持し続けています。

高金利が続いても米国経済が強い理由として、一部の人たちは中立金利の上昇を上げています。中立金利とは、景気を温めることも冷やすことしない金利のことです。政策金利が中立金利を上回っていれば経済政策は引き締め的、下回っていれば緩和的です。中立金利が本当に上昇したのなら、現在の高金利も皆が思っているほど引き締め的ではないということになります。思っているほど引き締め的でないとすれば、急いで利下げする必要はありません。

米国の利下げについては専門家の間でも議論が分かれています。一般投資家が先行きを予想しても意味がありません。一般投資家は、株価が大きく調整する可能性と、調整せずに上がり続ける可能性の両方に対応できるように準備しておくべきです。

現時点の保有資産です。


利益率、TOPOX +8.5%、S&P +7.8%。インド +1.7%、RKLB -10.5%。
想定の範囲内です。
次回は4/1 に買い付けます。

2024年3月23日土曜日

レバナスとオルカン

何の勉強もせずに全国模試で偏差値 50 の成績が取れるのであれば、あなたはその方法を使いますか? それとも、有名大学合格を目指して偏差値 75 以上を取れるように頑張りますか? 偏差値 75 を達成するには、人並み以上の良い頭と猛烈な勉強が必要です。

ちょっと待ってください。勉強しなくても誰でも偏差値 75 以上を実現できるかもしれない方法があります。ただし、死ぬほど怖い目に合うかもしれません。

株で儲けようとすれば、他の人よりも賢く機敏に行動する必要があります。そのためには、懸命に勉強する必要があります。度胸も経験も必要です。少なくとも、世の中に ETF (上場投資信託)が登場するまではそうでした。

「オルカン」の愛称で親しまれている「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という投資信託を知っていますか? 新NISAで最も人気のある投資信託です。

オルカンは ETF ではないので証券市場で売買できるわけではありませんが、銀行や証券会社、SBI 証券楽天証券などのネット証券でも簡単に売買できます。投資資金が世界中の代表的な企業の株価に基づく指数に連動するように運用されるので、銘柄選択の知識がなくても全世界の株に投資したのと同じ結果、つまり偏差値 50 を実現できます。

このブログでは、オルカンより少し上の運用成績を目指しています。オルカンは、全世界の株式を含んでいますが、このブログでは、日本株、米国株、インド株をメインの投資対象とし、その割合を約 3:3:2 で運用しています。それに加えて、近い将来爆発的に成長することを期待して、ハイリスクではありますが、ロケット・ラボという宇宙企業を買っています。

偏差値 50 じゃ有名大学に入れないじゃない。自分は有名大学を目指しているんだという人に「オルカン」は向きません。では、有名大学の合格ラインとされる偏差値 75 以上の実力を身に付けるために、死にものぐるいで勉強しますか? そんな頭もないし、勉強もイヤだけど、でも有名大学に入りたい。そんな人の夢を叶えるのが「レバナス」です。

レバナスとは「楽天レバレッジNASDAQ-100」や「iFreeレバレッジ NASDAQ100」といった投資信託のことです。米国の ナスダック100 指数の 2 倍の値動きとなるように設計されています。

ナスダック100の構成銘柄で大きな比重を占めるのは、マグニフィセント・セブン(素晴らしい7社)と呼ばれる7つの巨大ハイテク企業(グーグル、アップル、メタ、アマゾン、マイクロソフト、エヌビディア、テスラ)です。マグニフィセント・セブンに代表される米国のハイテク企業は、近年急成長しました。それに伴ってナスダック100指数も急上昇し(1年で約1.5倍)、その2倍の値動きをするレバナスは、さらに大きく(1年で約2倍)値上がりしました。

米国のハイテク企業が今後も成長し続けるなら、全力でレバナスを購入して "億" の資産を作ることが可能かもしれません。

もう仕事に縛られるのはイヤだ。可能な限り早く仕事をやめて、資産運用で食べていけるようになりたい。英語で言うと、FIRE (Financial Independence, Retire Early = 経済的自立、早期リタイヤ)です。FIRE を目指す多くの人が、夢を実現しようとして購入したのがレバナスです。レバナスで 1 億円の資産を形成し、それを利回り 4% が期待できる S&P で運用すれば、年間 400 万円を生活に使っても資産は減らないという計算です。FIRE については、「今話題のFIREを解説!資産運用で早期リタイアを実現する方法とは?」が上手にまとめられていて、わかりやすいです。ただし、セルサイドの情報なので、それを念頭に読む必要があります。

日本で FIRE やレバナスが話題になったのは 2021年です。しかし、米国は2021年下期からインフレが加速しはじめ、そのインフレを抑えるために FRB は2022年3月に利上げを開始します。NASDAQ は 2021年11月から下落が始まり、2022年6月にはレバナスの価格がピークの半分以下になってしまいます。レバナスがブームとなったときに購入した人は、投資を始めてから 1 年もたたないうちに資産が半分以下になってしまいました。

資産が半分以下になっても平然としていられる人は、レバナス投資に向いています。しかし、ほとんどの人は、二度とそんな経験をしたくないと思ったはずです。金融庁も、レバレッジ型の投資信託は積立投資には不向きだということで、NISA 口座での購入は認めていません。詳しくは、「「レバナス民の悲劇」はなぜ起きたのか? 資産形成のための投資に必要な3つのこと」を参照してください。

レバナスが長期投資に適するのかどうかの結論は、まだ出ていません。しかし、何人がレバナスに挑戦し、何人が途中で脱落し、何人が資産形成に成功しのかがわからないうちは、レバナスを使用した資産形成には失敗するリスクがあるということを理解しておく必要があります。

このブログでは、確実に上昇が見込めるときにレバレッジ型ETF を活用することも視野に入れています。ただし、レバレッジ型 ETF を長期にわたって保有するのはリスクが高すぎるので、株が暴落したときの底値買いなど、ここ一番のときに限って使おうと思っています。

2024年3月21日木曜日

FOMCで 3回の利下げを示唆

昨夜の FOMC の結果、米国の金融政策に変更はありませんでした。利下げも年内 3 回が示唆されました。利下げペースが鈍化するのではないかと心配する声もありましたが、その心配が後退したため、米国株は上昇しました。ドル円は 151 円付近です。米国株高と円安を受けて、今日の日本株も大きく上昇しました。

昨夜から今朝にかけて、予定どおり4銘柄を買い付けました。その結果、現時点の保有資産は下のようになりました。


インデックスFTOPIX (1308)と ISS&P500米国株 (1655)が快調に上昇しています。上昇速度が速すぎて、そろそろ危ないのではないかと心配されますが、そんな心配を吹き飛ばすかのような元気の良さです。

本日、ロケット・ラボが小型ロケット「エレクトロン」の打ち上げに成功しました。


ロケットの打ち上げは成功して当たり前なので、これで株価が大きく上がるわけではありません。ロケット・ラボの株価が上がるには、米長期金利が下がるか、アルキメデスエンジンの燃焼試験に成功したというニュースが必要です。忍耐強く吉報を待ちましょう。

2024年3月19日火曜日

マイナス金利解除で株高円安

日銀金融政策決定会合で、マイナス金利の解除とイールドカーブ・コントロールの廃止が決定されました。内容は事前にリークされ、市場にすでに織り込まれていたため、驚きはありませんでした。日銀の金融政策は今後も緩和的ということで、株高に振れています。ドル円は 150円台前半まで円安が進んでいます。

現在の保有資産は下のようになりました。


ISS&P500米国株 (1655)の配当金 96 円が入金されたので、現金が 96万405円に増えました。インデックスFTOPIX (1308)は絶好調です。

明日は日本の祝日ですが、米国では FOMC の結果が発表されます。今後の米金利見通しがどうなるかに注目が集まっています。現在の米長期金利は 4.33% です。FRB が高金利を長期にわたって継続することが織り込まれています。新興企業や新興国の株にとっては、米長期金利が 4% を下回ってこないと苦しいです。

ロケット・ラボの株価は4.00ドルまで下がりました。ロケット・ラボは決して倒産寸前の会社ではありません。赤字から脱却していませんが、黒字に向けて着実に成長している会社です。黒字化の切り札になるのが、現在開発中の中型ロケット「ニュートロン」です。ニュートロンに使用されるロケットエンジン「アルキメデス」の開発が遅れているのではないかという噂が広がっていて、これが株価下落の原因の 1 つになっています。

株で大事なことは、底値で売らないということです。前途を諦めたら別ですが、ロケット・ラボのような前途ある会社の株を底値で売ってはいけません。

次の買い付けは 21日に行います。購入予定銘柄・購入予定数は下のとおりです。


ロケット・ラボは、明日の夜に買い付けます。今の株価は大バーゲン価格なので、いつもの 1.5倍の 6 株購入します。

2024年3月16日土曜日

利益確定売りで株価が下落

今週は高値警戒感による利益確定売りで日米とも株価が下がりました。
米長期金利は 4.3% を超えてきました。このため、ドル円は 149 円まで円安が進行しました。高金利に弱いロケット・ラボなどの新興株は大きく下がり、今週の週間損益は ▼2,349 円の大幅なマイナスとなりました。現在の保有資産は下図のとおりです。


年初から調子の良かった株式相場ですが、上値が重くなってきたようです。まだ大崩れする雰囲気はありませんが、利益を確定して現金比率を高める動きが出始めています。

米国の金融政策は、難しい段階に差し掛かっています。利下げが早すぎればインフレが再燃する可能性があり、利下げが遅すぎれば景気が腰折れしてしまう危険性があります。インフレが再燃すれば、利下げどころではなくなり、利上げの可能性すら出てきます。もちろん、そうなれば株価は下落します。景気が腰折れしても株価は下落します。

株価下落の可能性は徐々に高くなっています。株価が持ちこたえるには、利下げが開始されると皆が予想している6月までに、期待どおりにインフレが沈静化され、なおかつ景気が腰折れせずに推移することが必要です。

皆が、株価の先行きを心配しているため、市場は少しの悪材料にも敏感に反応しそうです。普通なら無視されるような小さな材料でも、それをきっかけに株価が大きく下落する可能性があります。

このブログでは、これまで買い付けをゆっくりと進めてきました。現在の現金比率は 89.2% と非常に高いです。万一株価が大きく下がれば、そこで安く買い付けて、平均購入単価を下げることができます。

ロケット・ラボが大きく下がったからといって、ここで売る必要はありません。個別株を売るのは、事業が期待どおりに成長する見込みがなくなったときです。金利などの外部要因で下がっているだけなら、いずれは元の成長軌道に戻ります。