2024年10月31日木曜日

明日は出遅れ日印ETFを購入

明日の米雇用統計、および 5日の米大統領選挙を控えて、今日は持ち高調整で円売りポジションが巻き戻され、それに反応して日本株も下落しました。ドル円は、現在 152.8 円付近です。
昨夜の米国株も軟調で、ダウ、S&P、ナスダックの 3指数がそろって下落しました。
ロケット・ラボは高値警戒感による利益確定に押されて、▼4.45% と 10月17日以来の大幅な下落となり、保有資産は次のようになりました。


今月の成績は今夜のロケット・ラボ次第ですが、次回 11月1日の買い付けは、次のように行う予定です。


S&P およびロケット・ラボに比べて出遅れている TOPIX およびインド Nifty に連動する ETF を購入します。購入金額は、米国の景気減速リスクが軽減されるまで通常の半額とします。

2024年10月28日月曜日

与党大敗北でも株価は上昇

総選挙の結果は、マスコミ各社の予想どおり、与党過半数割れとなりました。
日本株は下がるのではないかと思いましたが、日経平均は +1.82%、TOPIX +1.51%、グロース250 +3.49% と大きく上昇しました。事前に下げ続けていた市場は、与野党逆転に賭けていたのかもしれません。

保有資産は次のようになりました。


26日にイスラエルが報復としてイランを空爆しましたが、石油施設などを攻撃することはなく、イランも冷静さを保っていることから、ひとまず安心感が広がっています。原油価格は -4.33% 下落しており、原油価格の影響を受ける NFインド株(1678) は +2.50% 上昇。インド株、米国株、ロケット・ラボの 3銘柄が含み益。含み損は日本株のみとなりました。

2024年10月26日土曜日

3週連続で過去最高

昨夜のロケット・ラボは ▼0.09% で横ばいでした。
保有資産は次のようになりました。


週間利益は 1,499円で、かろうじてプラス、年初来利益は 94,253円で 3週連続での過去最高更新となりました。


個別銘柄を見ると、ロケット・ラボと ISS&P500米国株(1655)が上昇基調、インデックスFTOPIX (1308)と NFインド株 (1678)が下落基調です。


日米とも選挙を控えて持ち高調整の動きです。選挙後に、大きく動く可能性があります。動いた方向に、しっかりと付いていきたいです。

2024年10月25日金曜日

どこまで下がる日本株

日本株は今日も下落しました。
日経平均は 38,000円を割ってしまい、直近の高値から 5%を超える調整です。
インド株も元気がなく、保有しているNFインド株 (1678)は含み損になりました。


今週の週間利益は、今のところ +1,120円で、かろうじてプラスです。
このままプラスで終われるかどうかは、今夜のロケット・ラボにかかっています。

しかし、ポートフォリオがロケット・ラボの一本足打法になってしまいました。
米国は良いとして、日本とインド、もっと頑張れ!

2024年10月23日水曜日

152 円台まで円安が進行

1ドル 152円台まで円安が進んでいます。
昨夜の S&P は ▼0.05% の下落でしたが、今日の ISS&P500米国株(1655)は +0.90% の上昇となりました。円安効果絶大です。

保有資産は、次のようになりました。


円安だというのに、日本株は 11連続陰線で冴えない動きが続いています。一方、円安で外国株の円換算評価が上がっているため、保有資産の円評価額は増加しました。

今日、東京メトロが上場し、初値は売出価格を36%上回る1,630円となりました。個人投資家が競って買ったようです。駅周辺の不動産事業を展開するようになれば大きく成長することも期待できますが、鉄道だけだとねぇという気がします。

通常、新規上場株の評価が定まるまで 1年くらいはかかるので、東京メトロに今すぐ飛び乗らなくても、1年ほど様子を見てから検討しても遅くないと思います。

2024年10月22日火曜日

日本株が全面安

今日は、特別な材料もないのに日経平均が大きく売られて ▼1.39% の 38,411.96円となりました。東証プライム市場の値上がり銘柄数は 135(8%)、値下がり銘柄数は 1,493(90%)、変わらずは 17(1%)で、全面安の展開でした。総選挙で与党が大敗し、日本の政治が混乱することに賭けた動きのようです。

TOPIX は日経平均ほど売り込まれませんでしたが、それでも ▼1.06% と下がりました。これで、10 連続陰線となりました。

ドル円が 150円台半ばまで円安が進み、米国 S&P やインド Nifty 指数に連動する ETF、およびロケット・ラボが上昇したため、保有資産は増加しました。


インデックスFTOPIX (1308)のみがマイナス、後の3銘柄はプラスです。選挙後に日本株に資金が戻ってくるのかどうか、注目です。

2024年10月19日土曜日

年初来利益が過去最高を更新

米国株が絶好調です。
ダウと S&P は史上最高値を更新し、ナスダックも史上最高値をうかがう勢いです。

経済は好調で、景気後退の気配はありません。
失業率も大きく上昇することはなく、FRB の金融政策がうまくいっているように見えます。
このまま米国の利下げが徐々に進めば、株式市場にとっては理想的な展開です。

さて、保有資産ですが、次のようになりました。


週間利益は 14,819円、年初来利益は 92,754円で過去最高を更新しました。


利益の大半はロケット・ラボの急騰によるものです。ロケット・ラボの株価は、年初の2倍になりました。年初を 100としたときの各保有銘柄の株価の推移は、次のとおりです。


米国の失業率が上昇する可能性が少し高くなってきたため、次回から、買い付け額をいつもの半分程度に減額します。


21日の寄り付きで購入するために、すでに成行注文しました。


今の市場は楽観ムード一色ですが、年末にかけて、この楽観が続く保証はありません。
米国の失業率上昇によって、いつ相場の雰囲気が大きく変わっても動じないように、心の準備をしておきたいと思います。

2024年10月17日木曜日

RKLB が再び急騰

昨夜、ロケット・ラボ(RKLB)が +12.58% 上昇しました。
株価は 10ドル台を一気に突き抜けて、11.19ドルに達しました。

保有資産の含み益は 9万円を超えました。
大半はロケット・ラボの含み益、残りの多くは ISS&P500米国株 (1655)の含み益で、米国株の好調さがうかがえます。日本株とインド株は、マイナスにこそなっていませんが、米国株に比べると見劣りします。


米国市場の取引終了後にロケット・ラボの次の打ち上げが発表されました。非公開の顧客の衛星で、日本時間 10月19日19時30分に打ち上げられる予定です。契約から 2ヵ月足らずの打ち上げだそうで、ロケット・ラボの対応力の素晴らしさを示す打ち上げになりそうです。

2024年10月16日水曜日

次回から買い付け額を半分に

オランダの半導体製造装置メーカー ASML の 7-9 月期の受注高が市場予想の半分に落ち込んだため、昨夜、同社株は ▼16.26% の暴落となりました。他の半導体関連銘柄も大きく値を下げ、その影響で今日の日経平均は ▼1.83%、TOPIX は ▼1.21% と大きく下がりました。

株価指数は大幅に下がりましたが、景気に影響されないロケット・ラボは +0.61% の上昇で、10ドルをうかがう日々が続いています。

現時点の保有資産は次のとおりです。


ロケット・ラボ(RKLB)が 2倍以上になり、ISS&P500米国株 (1655)が 8.8% の利益、NFインド株 (1678)とインデックスFTOPIX (1308)が横ばいといった状況です。

10月4日の雇用統計で市場予想を大幅に上回る好調な雇用情勢が発表されて以来、米国の景気減速懸念が吹っ飛んでしまい、米国のダウも S&P も史上最高値を更新するほどの上昇ぶりとなっています。

しかし、市場には警戒感もまだ残っています。あまりにも出来過ぎの 9月の雇用統計には、9~10月に相次いで米国南部州を襲った大型ハリケーン「ヘリーン」および「ミルトン」の影響は反映されていません。10月に発生した米国港湾労働者の大規模ストライキの影響も反映されていません。そして、大統領選挙に伴う臨時雇用の影響も反映されていません。

次回以降の雇用統計にはこれらの影響が反映されるため、9月の統計とは真逆の結果になるかもしれません。10月の雇用統計は 11月1日に発表され、11月の雇用統計は 12月6日に発表されます。これらの雇用統計にはハリケーンやストの影響が反映され、大統領選挙による一時的な雇用増の影響が剥落します。それでも、失業率が増加しなければ、現在の強気相場が崩れることはないでしょう。しかし、失業率が市場予想以上に上昇した場合は、再び景気減速懸念が拡大する可能性が高いです。

これから年末にかけてのリスクに対し、市場は楽観的すぎるのではないかと思います。このブログでは、10日ごとに買い付ける時間的分散投資を行っています。なので、1回あたりの買い付けリスクは小さいですが、リスク回避の練習として、今後の 1 回あたりの買い付け額を少し少なくしてみたいと思います。もちろん、この判断が吉と出るか凶と出るかは、わかりません。

最近は毎回2万円程度買い付けてきましたが、次回 10月21日の買い付け額は、1万円程度に落とそうと思います。11月1日および 12月6日に発表される雇用統計が米国の景気減速を示唆するものでなければ、もとの水準に戻します。


目標構成割合は、年初来の各銘柄の日次変動率に基づいて、リスクパリティとなるように計算しています。ロケット・ラボが倍以上に急騰したため、リスク資産の上限である 15% を上回っていますが、それ以外の 3銘柄は、目標値にかなり近づいてきました。今後も、この方針に沿って買い付けていきたいと思います。

2024年10月12日土曜日

米国株が絶好調

米国株が絶好調で推移しています。
ダウと S&P は史上最高値を更新しました。
週足では、S&P が 1.1% 、ダウが 1.2%、ナスダック総合が 1.1% 上昇。いずれも 5週続伸となりました。

保有資産は、次のようになりました。


含み益に分配金を加えた年初来利益は、過去最高を更新しました。


各保有銘柄の年初を 100 としたときの値動きは、次のとおりです。


ロケット・ラボは高値で横ばいの動きです。それ以外の3銘柄は、わずかに上昇しました。中でも、ISS&P500米国株 (1655)の上昇基調が鮮明です。

日米とも、これから四半期決算発表シーズンになります。各企業が景気の先行きと自社の業績をどう見通しているかに注目です。ロケット・ラボの 7-9 月期決算は、11月12日の米国市場取引終了後に発表される予定です。ニュートロン開発の進捗状況や、新規受注状況で好材料が発表されることを期待したいです。

2024年10月10日木曜日

大急ぎで成行注文

今日が 10日で、買い付け日だということをすっかり忘れていて、朝起きて大急ぎで成行注文しました。


大きな材料もなく、株価は横ばい。保有資産は次のようになりました。


米国株は、再び過去最高値です。景気後退懸念は、すっかり影を潜めました。
しかし、人の気分は簡単に変わります。
今夜、9月の米消費者物価が発表されます。
結果良すぎたら利下げペースが鈍ると言い、結果が悪ければ景気後退懸念が再び増すかもしれません。

2024年10月8日火曜日

中東情勢を警戒して下落

中東情勢を警戒して、今日の日本株は下落しました。
保有資産は次のようになりました。


インド株の上値が重くなっています。
高値景観感と原油価格の上昇が重しになっているようです。

中東情勢が緊迫の度合いを増していますが、イランとイスラエル、両国の指導者がまともな頭を持っていれば、全面戦争は回避できるはずです。全面戦争が回避できれば、原油高騰の心配がなくなり、インド株の上昇が再開されるはずです。インド株は、今が買い場かもしれません。

2024年10月7日月曜日

ロケット・ラボの適正株価

ロケット・ラボ(RKLB)の株価が年初始値の 5.45ドルから 10月4日終値の 9.80ドルまで、+79.82% 上昇しました。4月16日に記録した今年の最安値 3.47ドルに比べると +182.42% もの急上昇です。

ロケット・ラボのあまりにも早い上昇に、高値警戒感が大きくなっています。ここで一旦売るべきでしょうか、それとも、このまま持ち続けて大丈夫でしょうか。それを判断するには、ロケット・ラボの適性株価を知ることが大切です。

PSR(株価売上倍率)から計算する

ロケット・ラボの現在の時価総額は 48.67億ドルで、2024年第2四半期の売上高 1.06 億ドルを 4倍して計算した年間売上高 4.24 億ドルの 11.48倍です。つまり、ロケット・ラボの現在の PSR(株価売上倍率)は 11.48倍です。

他の米国企業の PSR を見ると、テスラ 8.35、エヌビディア 31.94、アマゾン 3.20、アルファベット(グーグルの親会社) 6.34、マイクロソフト 12.61、メタ 10.16、アップル 9.09 です。PSR が 20倍以上の場合は割高、PSR が 0.5倍以下の場合は割安といわれており、ロケット・ラボの現在の株価は適正価格といえます。生成 AI 向け半導体製造で注目されているエヌビディアなどに比べると、現在の 3倍近く上昇しても不思議ではありません。

ロケット・ラボは、2021年7月の投資家向けプレゼンテーションで長期業績見通しを発表しています。それによると、2027年の売上高は 15.71億ドルと予想されています。PSR を 10倍として計算すると、2027年の適正時価総額は 157.1 億ドル。この値を発行済株式数 4億9664万で割って得られた 31.63ドルが、2027年末の適正株価ということになります。

上の計算によると、現在の株価が約10ドルなので、あと 3年強で 3倍になると予想されます。投資家がニュートロンの開発成功による事業拡大を織り込み始めると、エヌビディアのように PSR が 30倍くらいになっても全然おかしくないので、今後、短期間で 30ドル付近まで急上昇する可能性も否定できません。

EV/EBITDA 倍率から計算する

EV は時価総額です。上記にも示しましたが、ロケット・ラボの現在の時価総額は 48.67億ドルです。

EBITDA は税金、利払い、減価償却を考慮しないときの企業利益のことで、企業買収したときの年間回収可能金額を意味します。たとえば、ある企業の買収に 10億円を要した場合、その企業の EBITDA が 1 億円だとすると、買収コストの回収に 10年かかる計算になります。

ロケット・ラボは、前出の長期見通しで EBITDA の見通しも公開しています。それによると、 ロケット・ラボの 2027年の EBITDA は 5.05億ドルと予想されています。

米国の主な企業の EV/EBITDA (今期予想)は、テスラ 55.756 倍、エヌビディア 36.967 倍、アマゾン 14.075 倍、アルファベット(グーグルの親会社) 13.317 倍、マイクロソフト 20.428 倍、メタ 15.343 倍、アップル 25.29 倍となっています。

ロケット・ラボの 2027年の EV/EBITDA を 30倍とした場合、時価総額は 5.05 × 30 = 151.5 億ドル。株価は 151.5 ÷ 4.9664 = 30.5 ドルとなり、やはり 2027年には 30ドル付近まで上昇する計算になります。

RKLB の長期見通しは正しいか?

上の 2つの議論は、ロケット・ラボが 2021年7月に公開した長期見通しに基づいています。その長期見通しですが、すでに事業計画の一部が修正されています。

2021年当時、新型ロケット「ニュートロン」の初打ち上げは 2024年の予定でしたが、2025年半ばに延期されました。開発費は 2億ドルの予定でしたが 3億ドルに膨らんでいます。

開発費の増加によって資金が枯渇するようなら大変ですが、ロケット・ラボには十分な資金があるため、心配する必要はなさそうです。しかし、開発の遅れは問題です。ニュートロンが戦力になるのが遅れるため、長期見通しは 1年程度後ズレすると見ておいたほうが良さそうです。つまり、株価が 30ドル付近に達するのは 2028年ごろになりそうです。

結 論

現在のロケット・ラボの株価 9.80ドルは割高ではなさそうです。
2028年ごろには 30ドル付近まで上昇する可能性があります。

ただし、ニュートロン開発の進捗状況によっては、見通しが大きく変わる可能性があります。

2024年10月5日土曜日

雇用統計で米経済に安心感

昨夜発表された9月の米雇用統計の結果は、非農業部門雇用者数が前月比25万4000人増で 14万人増の予想を大幅に上回りました。失業率も 4.1%で、前月の 4.2%から低下しました。これによって、米国景気の悪化を防ぐために 11月6-7日の FOMC で 0.5% の大幅利下げが再び行われるとの見方が後退しました。

景気に対する安心感が広がり、米10年金利は 3.969% に上昇し、米国株は大きく上昇しました。ドル円も 148.7 円付近まで上昇し、円安が進んでいます。

ロケット・ラボは、10月1日 ▼5.14%、2日 +5.20%、3日 ▼4.74%、4日 +5.95% と大きく上下しました。4日の終値は 9.80ドル。節目の10ドルを目前にしての売り方と買い方の激突です。10ドルを明確に超えれば買い方の勝ち、大きく押し戻せば売り方の勝ちです。

このブログでは安いときにロケット・ラボを買っています。現在の含み益は +115.5% で、評価額は買値の 2倍以上に増えました。ここまで来ると、少しくらいの変動には余裕を持って耐えられます。

保有資産は、次のようになりました。


週間利益は ▼1,878円で、4 週間ぶりのマイナスです。


この1週間で保有銘柄はすべて上昇しました。


すべての保有銘柄が上昇したのに週間利益がマイナスになったのは、10月1日の成行買で、NFインド株 (1678)を高く買ってしまったことが原因のようです。


中東情勢が緊迫化しています。イスラエルとイランの全面戦争に発展すれば原油高を招き、原油輸入国であるインド経済は大きな打撃を受けます。10月に入ってからのインド株は、海外機関投資家の売りにさらされました。インド株は原油高に弱いので、今後の中東情勢には要注意です。

2024年10月3日木曜日

7-9月のまとめ

この 7-9月は、日銀の利上げ(7月31日)、日本株大暴落(8月2日)、エヌビディア暴落(9月3日)、米 0.5% の利下げ(9月18日)など、色々ありました。

相場の流れを決めたのは、米国の金利低下、日本の金利上昇、それに伴う日米金利差の縮小、および米国の景気減速懸念だったように思います。

6月末に 4.756% だった米2年金利は、9月末に 3.643% に低下しました。
10 年金利は、4.400% から 3.783% に低下しました。この結果、6月末には 2年金利の方が高い逆イールドだったのが、9月末には2年金利が10年金利よりも低くなって、逆イールドが解消されました。債券市場が逆イールドの解消に動いたことから、米国の景気に対する不安が急速に高まり、株価は乱高下するようになりました。

0.5% の利下げを好感して、米国株は上昇しています。ただし、上がりすぎた AI 関連株に対しては警戒感が強くなっています。

乱高下した米国市場ですが、悲壮感はありません。株価は史上最高値付近です。米国経済の強さは、まだ続きそうです。今後も、何だかんだと言われつつも、強気が株価を押し上げそうです。

日本株にとっては、日米金利差縮小による円高が気がかりです。ドル円は、この3ヵ月で 10.7% も円高に動きました。しかし、ロケット・ラボの株価は、この3ヵ月で 2倍以上に上昇して円高をはね返しました。

S&P や TOPIX などは、ゆっくりとしか動きません。資産形成も、ゆっくりと進みます。
ロケット・ラボのような新興企業の個別株は、非常に大きく動きます。株価の変動率が大きいので、これはギャンブル資産だという人がいます。近代投資理論では、「変動率が大きい」ことをリスクが高いと言います。リスクを「危険」と考える一般人の認識では、ロケット・ラボは上がる確率が高いのに、なぜリスク資産なのかという疑問が湧いてきます。

9月末の保有資産の表を再掲載します。


このブログを始めてから、まだ 9ヵ月しかたっていませんが、投資の本質が徐々にわかってきたように思います。上の表で、ロケット・ラボがなければ、どうなっていたでしょう。その結果が、いわゆる「安全な投資」です。

それでは億り人にはなれません。貧乏人は、いつまで経っても貧乏人です。貧乏人が金持ちになる方法の 1 つは、ロケット・ラボのようなギャンブル株と言われているような新興企業株に全力投資することです。(金持ちになる方法は、たくさんあります。事業を起こし、その事業に成功するというのが、金持ちになる方法の王道です)。

このブログは、投資の実験場です。いずれ、リスク資産の恐ろしさを体験することになるかもしれません。今は、幸運なことに、順調に進んでいますが、、、

日本株のみマイナスリターン

9月末の保有資産は次のようになりました。


月間利益は 3万7795円で過去最高となりました。
各保有資産の値動きとばらつきは次のとおりです。


9月の値動きの平均は、TOPIX に連動するインデックスFTOPIX (1308)のみがマイナスとなりました。つまり、マイナスリターンです。米 S&P に連動する ISS&P500米国株 (1655) と 印 Nifty に連動する NFインド株 (1678) は、円高の影響を受けながらもプラスリターンとなりました。

日本株は、石破総裁誕生で大きく売られました。日本経済への警戒感が大きくなりました。米国では、景気減速懸念が後退し、米国株は史上最高値で推移しています。

ロケット・ラボ (RKLB)は、新型ロケットの開発が順調に進んでいることを受けて、大きなプラスリターンとなりました。ただし、売り買いが交錯してリスク(値動きの激しさ)も大きくなりました。

全体的に、悪い動きではありません。景気が悪化する兆候は見られません。この調子なら、来月も強気でいけそうです。