昨夜の米国株、および今日の日本株、ともに上昇しました。
4月に入ってからの株価の調整は、地震にたとえると震度4クラスです。
ひとまず収まったように見えますが、余震には要注意です。
今後の米国および日本企業の決算内容によっては、さらに大きな揺れが発生する可能性もあります。強いように見えている米国経済が高金利にどこまで耐えられるかも心配です。
昨日、予定どおりに買い付けを行った結果、保有資産は次のようになりました。
含み益はプラスに転じました。後は、ロケット・ラボ次第です。
ロケット・ラボの株価は、年初来で ▼32.39% の大幅なマイナスです。
このブログでは、何回にも分けて買っているので購入単価が平均化され、30%を超えるような大きな損失にはなっていません。
株で含み損を抱えた場合、損切りするかどうかが問題になります。
損切りとは、株を売却して損を確定させる行為です。これによって、損がさらに膨らむのを避けることができます。損切りは、株価がさらに下がり、長期にわたって上昇が望めない可能性があるときに行ないます。
たとえば買値から10%以上下がったら即座に損切りするというルールを作るという方法があります。短期投資では、上昇トレンドに乗らないと利益を得ることはできないので、下落トレンドに乗ってしまったと思ったら直ちに売らなければなりません。その場合、10% 以上下がったら自動的に売るように設定(
逆指値)をしておくと便利です。
このブログで行っているような長期投資の場合、損切りは原則として行ないません。
指数連動型 ETF の価格は、長く持っていれば必ず戻ります。なので、下がったときは、むしろチャンスと捉えてガンガン買っていきます。
ロケット・ラボのような個別株は、株価が二度と戻らないことがあります。なので、個別株の場合、期待どおりの収益が達成できず、早期に回復も見込めないときに損切りが必要になります。事業計画が信用できなくなった場合も損切りが必要です。
反対に、株価がどれだけ下がっても、事業が計画どおりに進んでいて、将来、期待した収益があげられる見込みがあれば、損切りする必要はありません。むしろ、安く買うチャンスと捉えて、買い進むべきです。
ロケット・ラボの株価は足下ではケチョンケチョンに下がっていますが、いずれは大きく上昇すると信じて、このブログでは定期的に買い増しています。報われると良いのですが、ロケット・ラボのようなハイリスク株を買う場合は、最悪、紙くずになる可能性もあるということを覚悟しておく必要があります。なので、このブログでは、ハイリスク資産の総保有資産に占める割合は 15% 未満と決めています。