2024年4月27日土曜日

週間利益 7,182円のプラス

今週は、米国経済の強さを裏付ける経済指標が多く発表され、米国の利下げ期待が一段と後退しました。昨日発表された日銀会合の結果は、現状維持でした。円安に対する言及がなかったので円安がさらに加速し、ドル円はついに158.3円に達しました。日銀の為替介入がいつあってもおかしくない水準です。

米国の景気の強さを反映して、株価は先週末の19日を底に回復しました。週間で日本の TOPIX +2.3%、米国の S&P +2.7%、インドの Nifty +1.2%、ロケット・ラボ +6.2% と、保有銘柄のすべてが上昇しました。その結果、保有資産は次のようになりました。



週間利益は +7,182円のプラスでした。先週の ▼6,795円のマイナスを取り返すことができました。


週間利益は、大きく上がったり下がったりと、まるで暴れ馬のようです。振り落とされないように上手に乗りこなしましょう。

来週、4月30日-5月1日に米国FOMCが開催されます。5月3日には、米国雇用統計の結果が発表されます。利下げに関して、手がかりが得られるのではないかと、世界中の投資家が注目しています。

来週は、日米の企業決算の結果によって、相場が再び荒れる可能性があります。日銀の為替介入も現実味を帯びてきました。今週は過去最大の利益を得ることができましたが、来週は再び厳しいことになるかもしれません。覚悟して臨みましょう。

2024年4月24日水曜日

ロケット・ラボ 打ち上げ成功

今朝、ロケット・ラボが韓国の衛星と NASA の衛星を乗せたロケットを打ち上げました。韓国の衛星は高度500kmの軌道に、NASA の衛星は高度1000kmの軌道に投入されました。
2 つの衛星を2つのまったく別の軌道に投入したのは今回が初めてです。ロケット・ラボの技術力を示す良いデモンストレーションになりました。

ただし、株価が大きく上昇するには新型ロケットのニュートロンに関する良いニュースが必要です。5月6日の取引終了後に予定されている次回の決算発表で、何かニュースが出るかもしれません。

昨夜の米国株に続いて今日の日本株も上昇した結果、保有資産の含み益が増加し、次のようになりました。


今週は、25-26日に日銀会合が開催されます。円安阻止に関して何か動きがあるかもしれません。

2024年4月23日火曜日

今回の調整は震度4クラス

昨夜の米国株、および今日の日本株、ともに上昇しました。
4月に入ってからの株価の調整は、地震にたとえると震度4クラスです。
ひとまず収まったように見えますが、余震には要注意です。
今後の米国および日本企業の決算内容によっては、さらに大きな揺れが発生する可能性もあります。強いように見えている米国経済が高金利にどこまで耐えられるかも心配です。

昨日、予定どおりに買い付けを行った結果、保有資産は次のようになりました。


含み益はプラスに転じました。後は、ロケット・ラボ次第です。
ロケット・ラボの株価は、年初来で ▼32.39% の大幅なマイナスです。
このブログでは、何回にも分けて買っているので購入単価が平均化され、30%を超えるような大きな損失にはなっていません。

株で含み損を抱えた場合、損切りするかどうかが問題になります。
損切りとは、株を売却して損を確定させる行為です。これによって、損がさらに膨らむのを避けることができます。損切りは、株価がさらに下がり、長期にわたって上昇が望めない可能性があるときに行ないます。

たとえば買値から10%以上下がったら即座に損切りするというルールを作るという方法があります。短期投資では、上昇トレンドに乗らないと利益を得ることはできないので、下落トレンドに乗ってしまったと思ったら直ちに売らなければなりません。その場合、10% 以上下がったら自動的に売るように設定(逆指値)をしておくと便利です。

このブログで行っているような長期投資の場合、損切りは原則として行ないません。
指数連動型 ETF の価格は、長く持っていれば必ず戻ります。なので、下がったときは、むしろチャンスと捉えてガンガン買っていきます。

ロケット・ラボのような個別株は、株価が二度と戻らないことがあります。なので、個別株の場合、期待どおりの収益が達成できず、早期に回復も見込めないときに損切りが必要になります。事業計画が信用できなくなった場合も損切りが必要です。

反対に、株価がどれだけ下がっても、事業が計画どおりに進んでいて、将来、期待した収益があげられる見込みがあれば、損切りする必要はありません。むしろ、安く買うチャンスと捉えて、買い進むべきです。

ロケット・ラボの株価は足下ではケチョンケチョンに下がっていますが、いずれは大きく上昇すると信じて、このブログでは定期的に買い増しています。報われると良いのですが、ロケット・ラボのようなハイリスク株を買う場合は、最悪、紙くずになる可能性もあるということを覚悟しておく必要があります。なので、このブログでは、ハイリスク資産の総保有資産に占める割合は 15% 未満と決めています。

2024年4月20日土曜日

週間で ▼6,795 円のマイナス

昨夜、AI 向け半導体を生産している米エヌビデアが ▼10.32% と暴落しました。
今年に入ってから、米国株の急上昇を牽引してきた銘柄の大幅下落です。潮目の変化を感じます。他の半導体メーカーも軟調でした。一足先に大幅下落していた我がロケット・ラボは、さすがに下がり疲れたのか、横ばいでした。
保有資産は、次のようになりました。


今週は、ロケット・ラボだけでなく、TOPIX や S&P に連動した ETF も下落し、保有資産は週間で ▼6,795 円と大きく減少しました。


投資結果は、累計でマイナスとなってしまいました。ハイリスク資産のロケット・ラボの損失が大きいです。

現在、日米とも株価は下落しています。その影響で、保有資産も目減りしていますが、これは長期的な上昇過程の中の小さな下落局面です。ロケット・ラボなど、今なら破格の安値で買えます。

週明けの 22日に次回の買い付けを行います。


米国の高金利が続いており、米国経済がきしみ始めています。しかし、物価高がなかなか収まらないので利下げできずにいます。株価は、さらに下がるかもしれません。さらに下がれば、バーゲン価格で購入できるようになります。現金比率は約 85%。株価の下落は大歓迎です。

2024年4月19日金曜日

イスラエルの報復で大幅下落

イスラエルがイランに報復したというニュースが伝わり、株価は大きく下落しました。
TOPIX は今週、4.8% 下落しました。
保有株も下がり、▼2,405円 (1.4%)の含み損になりました。


米国株の下落がすぐに止まるのか、調整がまだ始まったばかりなのか、わかりませんが、簡単に終わると思わないほうが良さそうです。
米国の景気は基本的に強いので、下がっても直近のピークから 15% 程度ではないかと思いますが、下げ局面では予期しない悪材料が出ることが多くあります。ここが底だと思っても、さらに落ちていくのが下落トレンドというものです。

間もなく反転するなどと安易に決めつけ、底値で拾おうとするのは危険です。長期投資では、下がれば買いのチャンスです。ただし、それぞれの銘柄の配分比を守りながら定期的に買うことが大切です。

株価が下がると、米国の消費にブレーキがかかります。インフレを抑制したい FRB にとって、株価の下落は歓迎すべきことです。株価の下落によって消費が落ちてくれば、FRB が利下げに動くことも考えられます。利下げが開始されれば、ロケット・ラボなどのハイリスク資産が真っ先に買われるはずです。期待して、その日を待ちましょう。

2024年4月18日木曜日

含み損から含み益に転換

今日の日本株は、下がり過ぎの反動で上昇しました。
米長期金利は 4.57% に下がりました。
ドル円は 154.3 円で、円安が少し収まりました。

昨日、保有資産が含み損になりましたが、今日の日本株の上昇で 148 円の含み益に転じました。


明日 19日は米国の SQ 日で、この日に算出された価格(始値)でオプションや先物の清算が行われます。売り方も買い方も SQ に向けて仕掛けてくるので、ボラティリティ(変動幅)が高まる可能性があります。

週が明ければ、市場の関心は米国の利下げから個別企業の決算へと移ります。決算内容によっては失望売りの可能性もありますが、株価の下落は買いのチャンスと捉えて、次回の買い付けは4月22日に行いたいと思います。

今日の株価に基づいて計算すると、予定購入数量は次のようになります。


ロケット・ラボは大きく下落しているので、購入株数を7株に増やします。購入後の配分比は 13.7% になる予定です。このブログでは、ハイリスク資産の比率は 15% 未満と決めているので買おうと思えばもう少し買えますが、大きな損を被る可能性を避けて、これくらいに抑えておくことにします。

ハイリスク資産の割合がどの程度が最善かは、どれだけの期間に、どれだけ儲けたいかによって異なります。長期にわたって、ゆっくりと資産形成したい場合は、15%以内が良いのではないかと思います。手っ取り早く、大きく儲けたい場合は、ハイリスク資産の割合を高くする必要がありますが、高くすればするほどギャンブル性が大きくなります。

米国の景気は強いように見えますが、崩れるときはあっという間です。風向きは一夜にして変わります。急遽、利下げが行われる可能性もあります。

米国の中央銀行に相当する FRB ですら、利下げを行うべきか、高金利を続けるべきかで悩んでいるくらいですから、今後何が起きるかわかりません。一般投資家が先行きを読んでも当たりません。何事も決めてかからないようにすることが大切です。相場がどのように動いても対応できるように、これまでと同様、少しずつ買っていきましょう。

2024年4月16日火曜日

初めての調整局面

米国株も日本株も下がりました。年初に投資を始めてから初めての調整局面です。
ハイリスク資産のロケット・ラボは20%弱の含み損になってしまいました。
これまでの含み益は、ほとんどなくなってしまいました。


米国経済が予想以上に強く、米国の利下げ開始が遅れるのではないかという憶測で金利が上昇しています。米長期金利は 4.63% に達し、ドル円は 155円を伺う勢いです。
米長期金利がこれほど高くなると、株価は持ちません。

ロケット・ラボは、受注が増えているにもかかわらず、上場来最安値まで売り込まれました。今後は、機関投資家のポジション調整が行われそうです。米国の株価は5月にかけて、さらに10%以上下がる可能性があります。日本株は、成長期待が高いので、米国株ほど下がらないかもしれませんが、さらなる下落は覚悟しておいたほうがよさそうです。

長期投資にとって、株が下がるのは悪いことではありません。
株が下がれば、そのときは安く買うチャンスです。
今後、一時的に含み損が発生するかもしれませんが、心配する必要はありません。
まだ投資を始めたばかりです。株価の調整局面を経験するのも悪くないでしょう。

2024年4月13日土曜日

週間成績は2,549円 のプラス

今週は、予想以上に強い米消費者物価指数(CPI)が発表され、金利は上昇、株価は下落しました。高金利が継続しているにもかかわらず、米国の景気は期待されたほど減速していません。米国の景気は、インフレの再燃も想定しなければならないほど強く、利上げの可能性すら囁かれています。

金利が上昇すると、このブログで買っているロケット・ラボのようなハイリスク株が真っ先に売られます。今は我慢あるのみです。

現在の保有資産は、次のとおりです。



今週の週間成績は、2,549円 のプラスでした。
年初来の利益の推移は、次のとおりです。


ロケット・ラボの低迷が響いていますが、累計利益は徐々に右肩上がりになっています。TOPIX および S&P に連動する ETF の値上がり益をうまく取り込めています。

米国の利下げ期待は、ずいぶん後退しました。利下げ開始は6月ではなく、9月かもしれないという雰囲気になってきました。株価にとっては下落要因です。
高金利が続くと、経済の最も弱いところから破れる可能性があります。これも、株価にとってはリスク要因です。
イランがイスラエルに報復する可能性も取り沙汰されており、今の株価には黄色信号が灯っています。今後の波乱に備えて、気を引き締める必要があります。

2024年4月11日木曜日

予想以上の CPI で株価下落

米CPIは予想以上に強かったです。
インフレの再燃懸念が払拭できず、6月の利下げ確率が下がりました。
米長期金利が上昇し、ドル円は 153円台に達しました。

景気は全体的には強いですが、クレジットカードの延滞が増えているなど、個人消費に陰りが見られるようになり、景気の突然の腰折れも心配されます。
米国株は下がり、ロケット・ラボは大きく下がりました。
保有資産は、次のようになりました。


ロケット・ラボの含み損は 14% です。
個別株の場合、この程度の損なら、まだ大丈夫です。

2024年4月10日水曜日

今夜は米 CPI の発表

昨夜の米国株は横ばい、今日の日本株は小幅に下落しました。
保有資産は、次のようになりました。


今夜9時30分に、3月の米消費者物価(CPI)が発表されます。
ドル円は、151.8 円付近まで上昇しています。
CPI の結果次第では、為替や株価が大きく動く可能性があります。

米国がいつ利下げに踏み切るのか、その時期が判然としないため、投資家は大きく動けないでいます。米国が景気後退に陥る可能性は次第に小さくなっていますが、景気後退が絶対にないとは限りません。注意深く、何回にも分けて時間的分散投資を続けましょう。そうすることで、購入価格が平均化されます。

2024年4月9日火曜日

今夜の買い付け予定

昨夜の米国株は横ばいでしたが、今日の日本株は上昇しました。
保有資産は、次のようになりました。


米国の長期金利も、株価も、原油も、金も、すべてが高止まりしています。
高金利が続いていて何かが崩れそうですが、なかなか崩れません。
経済は強いですが、すべてが強いわけではありません。
最も弱いところから破れます。
しかし、どこも破れないので、FRB も自信を持って利下げに踏み切れない状況です。

明日の買い付けですが、大きく下がっているロケット・ラボのみ6株に増やし、それ以外はいつもどおりの株数を買い付けたいと思います。


明日は米国で3月の消費者物価(CPI)が発表されますが、ロケット・ラボは今でも十分に割安なので、明日の発表を待たずに今夜買い付けます。それ以外は、いつものとおり今夜中に成行注文します。

CPI が強いのか弱いのかはわかりません。物価上昇が収まっていなければ利下げが遅れ、株価は下落します。物価上昇が収まりつつあれば 6 月利下げの可能性が高まり、株価は上昇します。しかし、長期的には小さな変動です。いつもの投資スタイルを変えなければならないほどの大変化が予想されるわけではありません。

ロケット・ラボが本格的に上昇するには、金利云々もさることながら、開発中のロケットエンジンの燃焼試験に成功する必要があります。燃焼試験は 4 月に行われる予定なので、楽しみに待ちたいと思います。

2024年4月6日土曜日

厳しい新年度の幕開け

今週は、米国の利下げ期待が後退し、ロケット・ラボが大きく売られました。
4月1日にイスラエルがシリアのイラン大使館にミサイルを撃ち込み、イランの革命防衛隊の司令官を殺害したことから、イランの報復の可能性が高まっています。中東の紛争が拡大するのではないかという懸念も重なって、株価が幅広く下落しました。

保有資産は次のようになりました。


個々の保有銘柄の週間下落率は次のとおりです。
インデックスFTOPIX (1308) -- ▼2.35%
ISS&P500米国株 (1655) -- ▼2.01%
NFインド株 (1678) -- ▼0.17%
ロケット・ラボ (RKLB) -- ▼7.54%

週間利益の推移は、次のとおりです。


厳しい新年度の幕開けになりました。ロケット・ラボなど、このまま倒産してしまうんじゃないかと思うほどの下落です。今週、宇宙株はこっぴどく売られました。これがハイリスク株の値動きです。この値動きに慣れ、うまくリスク管理できるようになれば、将来、他の固有株で資産形成するときの役に立つのではないかと思います。

注: このブログでは、ハイリスク株の値動きに慣れるために、ハイリスク株の一例としてロケット・ラボを買っていますが、ロケット・ラボの購入を推奨しているわけではありません。

2024年4月3日水曜日

ロケット・ラボが4ドル割れに

昨夜、米国ダウは ▼1.00%、S&P は ▼0.72% の下落でした。利下げペースが鈍化するのではないかという不安から長期金利が上昇し、株価が大きく下がりました。ロケット・ラボは ▼5.15% の大幅下落。株価は節目の 4 ドルを割って 3.87ドルまで下がってしまいました。他の宇宙銘柄も同様にボロボロに下がっています。ロケット・ラボ固有の理由で下がっているわけではないので深刻になる必要はありませんが、それにしても理不尽な大幅下落です。

米国株の一時的な変調なのか、大きな下落トレンドの始まりなのかは、もう少し様子を見なければわかりません。今週末の 5日に米雇用統計が発表され、その結果によって今後の流れが決まりそうです。

今日の日本株は、昨夜の米株下落の影響で安く始まりましたが、TOPIX は取引が始まるとすぐに上昇を開始するなど、さほど弱い動きではありませんでした。

ロケット・ラボが大きく下がったので、+3.2% あった含み益が +1.9% に減ってしまいました。


このブログのポートフォリオでは、TOPIX に連動する ETF と S&P に連動する ETF の配分比が 66% と大きく、ロケット・ラボの配分比が 13% と少ないので、全体ではプラスを維持しています。もし、大きく儲けてやろうと思って、全力でロケット・ラボを買っていたらどうなっていたでしょう。くわばら、くわばらです。

ロケット・ラボは、まだ ▼13.6% の含み損で、大した損ではありませんが、それでも金額が大きくなると精神的にこたえます。自分の資産が半分に減っても平気でいられる人以外は、このブログのポートフォリオのように、ハイリスク資産は総投資額の 15% 以内にとどめておくことをお勧めします。

2024年4月1日月曜日

益出し売りで日本株が下落

今日の日本株は下落しました。
朝一でインデックスFTOPIX (1308)、ISS&P500米国株 (1655)、NFインド株 (1678)を成行買いしました。買ったところが今日の TOPIX の最高値で、その後は国内機関投資家の期初の益出しという日本固有の売りに押されて下げ続け、終わってみればインデックスFTOPIX (1308)は ▼1.83% の大幅下落。含み益が大きく減少してしまいました。

この結果、インデックスFTOPIX (1308)の含み益は 5.4%、ISS&P500米国株 (1655)は7.4% で、S&P のパフォーマンスが TOPIX を上回るようになりました。


現在、米国株はダウ先物が +0.49% 上昇しており、堅調に推移しています。米10年債利回りは 4.196%、ドル円は 151円30銭付近に張り付いたまま動きません。今週末には米雇用統計の発表があり、投資家はそれを待っている状況です。

ロケット・ラボは今夜買う予定です。パウエル FRB 議長が利下げを急がない発言をしており、ロケット・ラボに対する向かい風は当分止みそうにありませんが、今は大いに割安なので、ひるまずに買い進めることにします。