2024年9月20日金曜日

新リスクパリティ計算方法

リスクが均等になるように保有資産を配分するのがリスクパリティ戦略ですが、スタートアップ企業株などのリスク資産は、この戦略に含めるべきではなさそうです。

このブログでは、リスク許容度を考慮して、リスク資産の割合を最大15%と定めています。これは、リスク資産の割合が 15%を超えたら、それ以上は買わないという意味です。超過した分を売らなければならないという意味ではありません。

しかし、リスク資産の割合は、個人個人の必要性とリスク許容度に応じて裁量で決めるべきです。たとえば、資産を3年で倍にする必要がある場合は、期待収益率の高いリスク資産の比率を高める必要があります。リスク許容度が大きければ、リスク資産の割合が 50% やそれ以上であっても問題ないかもしれません。中身を十分に理解したうえで覚悟を持って望むのであれば、レバナス 1 本という選択肢も、私はアリだと思います。レバナスについては、「レバナスとオルカン」を参照してください。

このブログは安全重視の資産運用なので、資産構成の 15% をリスク資産枠として確保し、それ以外の銘柄をリスクパリティとなるように残りの85%の部分に配分します。

リスク計算の対象は、最低6ヵ月とします。今回の計算では、ロケット・ラボ以外の3銘柄の年初来の日々の終値の前日比の標準偏差を計算し、その逆数に基づいて、それら3銘柄の合計が85%となるように比例配分します。


上表の最下段が今回の計算で求められた保有資産の目標構成割合です。今後の買い付けは、この値を参考にして行います。

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