今月は、米国と各国との貿易交渉が早く進展しそうだとの思惑で安心感が広がり、トランプ関税の影響で大きく下がった株価が、なかり回復しました。保有 5銘柄の年初を100としたときの株価の動きは、次のとおりです。
保有資産の今週の週間利益は、55,496円のプラスとなりました。ドル円が昨年末の 157.20円から足下の 144.04円まで 8.37% も円高が進んだので、RKLB、JOBY、S&P、インド株にとっては強い逆風となりました。上図は、RKLB と JOBY がドルベース、それ以外の 3銘柄が円ベースです。円ベースでは、RKLB と JOBY は上図ほど回復していません。
ドルベースの株価を円ベースに換算してグラフを作成し直したものが下図です。
今月の月間利益は +143,886円(保有資産の 9.03%)の爆益で、2月の爆損 ▼153,679円の大半を取り戻しました。株価が下がったところで JOBY や RKLB を買い増すことができたので、年初来利益は 39,010円とプラスになりました。これで、インド株が期待どおりに回復してくれれば、理想的な展開です。
昨年は右肩上がりの相場だったため、定期的に買っていれば利益を上げることができました。しかし、今年は大きく波打つ相場で、年間を通しての上昇は期待薄です。このため、上がったところでは買うのを控え、下がったところで積極的に買うようにしています。今のところ、この方針はうまくいっているようなので、今後も継続したいと思います。
最後に、現在の保有資産と、各銘柄のリスクとリターンを示します。
5月の RKLB のリスク(値動きのばらつき)は 4.96 に低下しました。少し落ち着いてきたようです。一方、JOBY のリスクは 7.04 に上昇しました。大きく上昇する前触れかもしれません。期待しつつ、下がれば買いの姿勢で臨みたいと思います。
6月相場ですが、今後はトランプ関税の影響が各種統計結果に現れることから、上値は重く、株価の乱高下は避けられないと思います。しかし、貿易交渉のいくつかがまとまり、減税の発表なども期待され、下がっても、大きな下落にはならないと予想します。もちろん、下がれば買いのチャンスなので、積極的に買い増したいと思います。
今年下期には、RKLB のニュートロンの初打ち上げが予定されてます。JOBY の型式証明取得に関しても、良いニュースが聞けるのではないかと思います。両社は、安くなったときに、しっかりと買い進めたいと思います。