2026年2月1日日曜日

JOBY の暴落は妥当な動き

JOBY は 1月29日に「6億ドルの転換社債と、52,863,437株の普通株を新たに発行する」と発表しました。普通株は1株当たり 11.35ドルで発行されます。JOBY の見積りによると、普通株式募集による純収益は約 5 億 7,600 万ドル。転換社債と普通株式で、合計約12億ドルの資金調達です。

これによって市場に流通する株式数が増えるので、企業価値が変わらないとすると、JOBY株は15%程度希薄化する計算になります。

今回の資金調達により、1月29日以降の2日間で JOBY の株価は 10.57 ドルまで ▼20.94% の暴落となりました。

希薄化による ▼15%程度の下落に最近の市況悪化に伴う▼5%程度の下落が加わったとすると、今回の暴落は妥当な動きだと言えます。

JOBY は、創業の頃から一貫して秘密主義です。開発中の情報をほとんど公開しません。なので、今回調達した資金を本当は何に使うのか、まったくわかりません。

「FAA の型式証明作業が遅れていて、それに備える」という可能性があります。これは、マイナスの資金調達です。今後、株価がさらに下がる可能性があります。

「事業を開始するための環境整備資金」の可能性もあります。型式証明と製造証明が取得できれば、できるだけ多くの機体を一気に作るとともに、エアタクシーを運行するための環境整備が必要になります。そのための資金調達なら前向きの資金調達です。

「水素エンジンや燃料電池など、次世代 VTOL の開発資金」という可能性もあります。このまま型式証明取得できて、開発一番乗りを果たしても、それは VTOL 開発競争の第1ラウンドに過ぎません。すでに、開発第2ラウンドが始まっています。もちろん、JOBY は早くから水素エンジン飛行機の H2FLY を配収するなど、その準備には抜かりありません。実は、開発が山場を迎えているのかもしれません。私は、その可能性に賭けようと思います。

JOBY が進めている水素駆動関連の開発状況が明らかになれば、JOBY の株価は何倍にも上昇するはずです。型式証明取得が大幅に遅れそうだといったニュースでも出ない限り、直近の▼20%程度の下落は、大した問題ではありません。今後も「下がれば買い」の姿勢で、着実に買い増していきたいと思います。

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