適切な投資戦略は、残りの投資期間によって異なります。
若者は、時間が味方してくれます。
長期投資が確実に報われることは、過去のデータからも明らかです。
日本のバブルのピークとなった1989年12月29日に、当時の史上最高値 38,915円87銭で日経平均を買ったとしても、失われた30年と呼ばれる日本経済の停滞時代をひたすら耐え抜き、当時の株を今まで持っていれば +33.47% のプラスとなっています。
いつ買っても、長期的には必ず儲かるのが株です。
IMF によると、日本の 1989年の物価指数(年平均)は 86.95、1990年は 89.62 なので、1989年12月29日の物価指数を (86.95 + 89.62) / 2 = 88.29 と考えることにします。2025年は 112.05 なので、バブルのピークから現在までの物価上昇率は (112.05 - 88.29) / 88.29 * 100 = 26.91% となります。株価の上昇率が 33.47% なので、実質ベースでもプラスです。昨今の物価高にも負けていません。
しかし、投資期間が限られる場合は、儲かるとは限りません。
バブル崩壊後に、日経平均が 38,915円87銭を上回って再び過去最高を更新したのは、2024年3月4日です。実に 34年ぶりの最高値更新でした。
34年間待てばプラスになるかもしれませんが、待てなければ損をすることになります。
つまり、長期間待てるのなら、どれだけ下がっても必ずプラスになります。
しかし、待てる期間が限られているのなら、リスクを限定期にしなければなりません。
ここから言えることは、若者は大きなリスクを取ってでもビッグチャンスを狙うべきだということです。NISA でオルカンなどをやっている場合ではありません。時間のあるうちに資産を可能な限り増やさなければなりません。このブログでは、RKLB と JOBY に投資していますが、このようなハイリスク株が若者向けの株だと思います(新たに買うには、RKLB や JOBY は、すでに遅いかもしれません)。たとえ大損しても、投資期間が長ければ必ず取り返せます。ただし、楽をして取り返せるほど株の世界は甘くありません。
老人はリスクを限りなく小さくすべきです。残りの投資期間で損を回復できる程度にリスクを限定しなければなりません。老後の資金を大きく増やそうとして、老後の生活資金をハイリスク株に投じるのは馬鹿げています。資産が半分になってもビクともしないのなら、RKLB や JOBY のような株を買ってもかまいませんが、そうでないなら先進国の株価指数に連動する ETF やオルカンを買うのが無難です。
株が趣味だというのなら、アドレナリン出まくりの投機も面白いかもしれません。しかし、資産を安全かつ大きく増やしたいのなら、それなりの努力が必要です。努力なしにオルカンや AI で資産を増やそうと思っても、大して増えないのが現実です。
このブログの資産運用は 2年前の年初に開始しました。最初に 100万円、その後は毎月 2万5,000円ずつを証券口座に入金し、それを 3本の ETF と 2本の個別株で運用しています。リスクとリターンのバランスは取れていると思います。
ちなみに、投資開始以来の累積積立額と保有資産総額の推移は、次のとおりです。資産総額と累積積立額との差が利益です。資産は順調に増えています。
この先、予期しない下落に見舞われるかもしれません。そのときでも、損を限定的にできるように頑張りたいと思います。