2026年3月1日日曜日

米国がハメネイ師を殺害

イスラエルと米国がイランを先制攻撃し、ハメネイ師を殺害するという想定外の事件が発生した。イランの核開発をめぐる交渉中のできごとで、完全な奇襲作戦。国際法無視の蛮行だ。

イランの体制転覆に余程の自信があったとみられるが、本当に短期に目的を達成できるのだろうか。甚だ疑問だ。

指導者を失ったイランは混乱状態に陥るかもしれないが、イスラエルや米国に従属的な政権が直ちにできるとは思えない。トランプは、イラン国民が立ち上がって親米的な政府が樹立されると信じているようだが、そんな夢物語を誰に吹き込まれたのだろうか。

イラン情勢は、簡単には収まらないだろう。
革命防衛隊が権力を握るかもしれないし、様々な勢力が台頭するかもしれない。
戦争を始めるのは簡単だが、出口が近いとは限らない。
プーチンが 1週間程度で片が付くと思って始めたウクライナ戦争は、丸4年たった今も続いている。

イランを長期的な混乱状態に陥れて核開発を阻むのが狙いとみるのが最も合理的だが、いずれにしても、原油価格の急騰は避けられない。「遠くの戦争は買い」とは言うが、オイルショックにつながらないという保証はない。週明けの市場は、リスクオフだ。

投資的には今年最大の買い場が来たのかもしれないが、イスラエルも米国も力づくで自分たちだけが豊かになろうとする国のようだ。皆で手を携えて豊かになろうとしないなら、敵が増えるだけだと思うのだが、彼らはそうした国をすべて撃破するつもりなのか。何と野蛮な連中なのだろう。