2023年12月30日土曜日

2024年 新年の投資計画

来年、正月明けから投資を始めます。
このブログでは、初期軍資金 100 万円、毎月の積み立て額 2.5万円でスタートします。
証券口座には、すでに102.5万円を預け入れました。

この102.5万円で一気に何かの株を買うわけではありません。
半年、またはそれ以上かけて、ゆっくりと買っていきます。
株が上がるか下がるかは、誰にも予想できません。
昨年の今頃は、大半の専門家が2023年には米国が景気後退に陥ると予想していました。
しかし、その予想は大外れでした。
株は下がるどころか、ぐんぐん上昇し、今では史上最高値に接近しています。

そして今、多くの投資家は2024年には米国の利下げが早期に行われ、米国が景気後退に陥ることはないと予想しています。もちろん、この予想が大外れということも大いにあります。

上がるか下がるかわからないときは、何回にも分けて、時間をかけて買っていくべきです。こうすることで、購入価格は平均値になります。
一発でドンと買った場合、その価格が安いか高いかは運に左右されます。
一発買いは度胸試しには良いかもしれませんが、何度かの購入価格の平均値で買った場合は、最安値で買うことはできませんが、高値づかみの可能性は小さくなります。

複数回に分けて買った場合は、たとえ株が暴落しても、そのときに安く買うことができます。長期投資家にとっては、株が上がれば儲けが増えるのでハッピー、株が下がれば安く買えるのでラッキーです。

さしあたって購入するのは、TOPIX に連動する ETF と S&P に連動する ETF です。
ETFって何? という人は日本取引所グループ(JPX)のWebサイト「ETF」にアクセスしてください。ETFの特徴や仕組み、投資のリスク、などが詳しく説明されています。
銘柄一覧」には、すべてのETFがリストされていて、ここから各ETFの詳しい説明が記載されたパンフレットを閲覧できます。

このブログでは、TOPIX に連動するETFとして、上場インデックスファンドTOPIX (1308)を購入します。ETF名の後ろのカッコ内の数字は証券コードです。日本の証券取引所に上場している銘柄には証券コードが付けられていて、そのコードで各銘柄が識別できるようになっています。TOPIXについては、JPX の Webサイト「TOPIX (東証株価指数)」に詳しい説明があります。

米国のS&Pに連動するETFも購入しますが、ドルで購入する必要はありません。S&Pに連動するETFは日本の証券取引所にも上場されています(S&P については、ウィキペディアの「S&P 500」を参照)。S&Pは米国の株価指数なので、日本の夜間に取引されます。しかし、日本の証券取引所に上場されているETFは昼間しか取引できないので、厳密には時間外の S&P 指数先物と連動する ETF となります。長期投資では、両者の差がパフォーマンスに大きく影響することはないので、このブログでは外貨を扱う必要のない日本の外国株 ETF を利用することにします。

購入する S&P ETF は、iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF (1655)です。

上場インデックスファンドTOPIX (1308) の現在の価格は 2446円で 1 口単位で買えます。iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF (1655)の現在の価格は 489円で、購入は10口単位です。

年明け早々に、最小の金額で、両方をほぼ同じ金額だけ買いたいので、上場インデックスファンドTOPIX (1308)を 2 口、iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF (1655)を 10 口買うことにします。両方合わせて、約 1 万円です。2024年を占うおみくじとしての購入です。おみくじの値動きによって、その後の投資戦略を考えます。

100万円以上も用意したのに、たったの 1 万円しか買わないのかとがっかりしないでください。投資に焦りは禁物です。
決して焦らず、ゆっくりと確実に資産を形成しましょう。

2023年12月27日水曜日

投資資金と生活資金を混ぜるな

投資の失敗の原因のほとんどは、許容限度以上にカネを突っ込むことです。証券口座に入っている投資資金の大半を失っても、生活が破綻しない金額があなたの投資許容限度額です。

日経平均株価は、1989年12月29日の38,915円87銭から2009年3月10日の7,054円98銭まで、80%を超える猛烈な下落に見舞われたことがあります。100万円の投資資金は、20万円以下に減ってしまいました。このようなことが起きても健全な生活を続けられるように、許容限度を必ず守ってください。

許容限度以上にカネを突っ込まないためには、投資資金と生活資金を完全に分離することが大切です。

投資の第一歩は預金の中から、自分の投資許容限度額未満の資金を証券口座に入金することです。証券会社によっては、銀行口座と関連付けて、株を買ったら代金が銀行口座から自動的に引き落とされるサービスを提供している証券会社がありますが、これは非常に危険です。

銀行口座の資金は、生活資金です。これを投資に使ってはいけません。投資に使えるのは、証券口座に預け入れている資金のみです。このブログを参考にして投資を始めようと思っている人は、両口座の資金が混じらないように、銀行口座から証券会社への自動入金を解除してください。

たとえば、楽天証券には「マネーブリッジ」という口座連携サービスがあります。マネーブリッジは、楽天証券の口座と楽天銀行の口座を関連付けて、簡単に入出金できるようにしたものです。大変便利なサービスなのですが、このサービスに含まれる自動入出金(スイープ)をオンにすると、楽天証券で購入した株の代金が楽天銀行口座から自動的に入金されるようになります。楽天証券に預け入れた資金は投資資金、楽天銀行に入っているのは生活資金なので、両者がシームレスにつながっている状態は危険です。意識せずに許容限度額以上を使ってしまう可能性があります。
なので、このブログでは、楽天証券の自動入出金(スイープ)サービスを解除することをお勧めします(解除方法の詳細はこちら)。マネーブリッジは便利な機能なので、解除する必要はありません。スイープを解除してもマネーブリッジを設定した状態にしておくと、銀行口座から証券口座に、「手動」で簡単に入出金できます。

2023年12月26日火曜日

現金102.5万円からスタート

来年1月から投資を開始します。
初期投資金額は100万円、月々の積立金は2.5万円です。
現在のポートフォリオ(資産配分)は、現金102.5万円(100%)です。


リスクとリターンのバランスを考えながら、しっかりと資産を形成しましょう。